電気のまちから、地域のちからを

北山川がつなぐ4つのまちへ
奈良・和歌山・三重の3県にまたがり、深い山間を縫うように流れる北山川。
その一筋の流れに導かれ、独自の文化や伝統が育まれている4つのエリアをめぐりましょう。

上北山村奈良県吉野郡
吉野熊野国立公園の奥深く、大台ヶ原の山々に抱かれた上北山村。
ユネスコエコパークに認定された原始の森には太古からの静けさが息づき、北山川の源となる清らかな水が生まれます。「とちもち」や「ゐざさ寿司」に代表される山里の滋味が、この土地に息づく温かな営みを伝えています。


下北山村奈良県吉野郡
釈迦ヶ岳の稜線を仰ぎ、修験の歴史を刻む「前鬼・後鬼」の伝説が息づく下北山村。吉野熊野国立公園の深い森に抱かれ、鏡のようなダム湖が四季を映します。バス釣りのメッカとして知られ、下北春まなのめはり寿司など里の味わいも豊か。満天の星と静寂に包まれた贅沢な時間を過ごせます。


北山村和歌山県東牟婁郡
和歌山県でありながら他県に囲まれた、日本唯一の「飛び地」の村。険しい峡谷を縫う北山川では、かつての木材輸送を再現した「観光筏下り」が伝統の技を今に伝えます。古来この地のみに自生するじゃばら」は香り高い希少な柑橘。近年はさまざまな商品が開発され、村の魅力を後押ししています。


熊野市三重県
悠々と流れる北山川が海へと注ぎ、吉野熊野国立公園の南端に広がる熊野市。世界遺産「花の窟」に宿る巨石信仰は、太古から続く自然への敬意を物語っています。幾重にも重なる「丸山千枚田」の美しい棚田や、海上で火花が咲き乱れる大花火。祈りの気配と波音が溶け合い、訪れる人の心をやさしく包みます。
