事業情報

火力発電事業

火力発電事業について

石炭は世界中に広く豊富に存在しており、供給が安定しています。二度の石油危機を経験した日本にとって石炭は「エネルギーの安全保障」の観点から、バランスの取れたエネルギー構成を実現する重要な資源です。世界でも、新興国をはじめエネルギー需要の拡大する国々の経済成長を安価な電力供給で支える役割を果たします。

J-POWERは、半世紀以上にわたり石炭火力のリーディングカンパニーとして培った技術をもとに、石炭利用の「ゼロエミッション化」に向けた技術開発を通じて、日本と世界の持続可能な発展に貢献していきます。

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石炭火力発電

磯子火力発電所

J-POWERの石炭火力発電の歴史は1963年の若松火力発電所(現若松総合事業所・若松研究所(北九州市))に始まり、この半世紀以上にわたり、高効率化と環境保全対策により石炭火力の環境負荷低減に努めてきました。

2002年4月に新1号機、2009年7月に新2号機の運転を開始した、磯子火力発電所(横浜市)では最先端の石炭火力技術の導入により、世界最高水準の環境保全対策と発電効率を実現しています。

今後も、設備の適切なメンテナンスやリプレース、新規建設を通じて、クリーンで高効率な石炭火力発電所を展開してまいります。

石炭火力発電所の環境保全対策

乾式脱硫装置(磯子火力発電所新2号機)

J-POWERの石炭火力発電所では、運転に伴う地域環境への影響を少なくするよう、最新の技術と知見により、大気汚染防止、水質汚濁防止、騒音・振動防止等の環境保全対策を講じています。

最新の磯子火力発電所新1・2号機では、乾式脱硫脱硝システム(乾脱:ReACT※)等を採用。これにより、大気汚染物質を主要先進国の火力発電と比較して一桁低いレベルにまで抑え、世界トップレベルの環境性能を誇っています。この乾脱に関するエンジニアリング事業は、グループ会社のジェイパワー・エンテック(株)が行っています。

  • ReACT:Regenerative Activated Coke Technology
脱硫脱硝

石炭火力発電の高効率発電

J-POWERの石炭火力発電所は、高温・高圧で発電するための技術(超々臨界圧:USC※)をいち早く導入し、高効率運転の維持に努めてきました。磯子火力発電所をはじめ、各時代の最先端技術を採用することで、世界最高水準の熱効率を達成しています。効率向上により、発電電力量あたりのCO2排出量を削減することができます。

また、火力発電設備の熱効率は高経年化により低下しますが、適切な設備更新やメンテナンスにより、効率の低下を防いでいます。熱効率の低下を防ぐことで燃料使用量を増加させず、最終的にはCO2排出量の削減につながります。

熱効率推移

バイオマス混焼

バイオマス燃料である木質チップなどを 活用する松浦火力発電所(長崎県)

J-POWERでは、石炭火力発電所でのバイオマス燃料の混焼を行っています。CO2フリーのバイオマス燃料を石炭火力で混焼することで、石炭消費量の低減を図り、CO2排出量を削減することができます。

特に、高効率で優れた環境設備を有するJ-POWERの石炭火力で混焼することにより、より効率的かつクリーンなバイオマス資源の利用が可能となります。

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