タイ国カエンコイ2ガス火力発電所 2号系列の運転開始について
〜 当社最大の海外IPP発電所完成(146.8万kW) 〜

平成20年3月3日
電源開発株式会社

               
             


  3月1日、Jパワー(電源開発株式会社 社長:中垣 喜彦(なかがき よしひこ))が出資する、タイ国のガルフ・パワー社(Jパワーの出資比率49%)が建設していたカエンコイ2発電所(ガスコンバインドサイクル)の2号系列(73.4万kW)が営業運転を始めました。

 なお、1号系列(73.4万kW)は昨年5月5日に営業運転を開始しており、2号系列運転開始により、1・2号合計で146.8万kW の当社最大海外IPP発電所が完成しました。

 カエンコイ2発電所は、タイ国サラブリ県カエンコイ地区(バンコクから北へ約110㎞)において平成16年12月から1号系列の建設を進めていたもので、同国のIPPとしては最大規模の大型ガス火力発電所です。同発電所の発電電力は、タイ国電力公社(EGAT)とガルフ・エレクトリック社(Jパワーの出資比率49%)の100%子会社であるガルフ・パワー社との間で締結された電力購入契約(PPA)に基づき、EGATへ販売されます。

 Jパワーが出資する海外IPPプロジェクトは、本件を含めて6カ国・地域で18件ありますが、今回の2号系列運転開始により営業運転中のものは16件・出力合計737.3万kW(持分比率では270.7万kW)となります。


カエンコイ2ガス火力発電所(左が1号、右が2号)




以上


【添付書類】



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