国産バイオマス燃料で、カーボンニュートラルに
草本系エネルギー作物の燃料化研究
遊休農地で育つ草(エリアンサス)を燃料化して、
輸入依存を減らす地産地消型のバイオマスエネルギーを目指します。
BACKGROUND / OBJECTIVES背景・目的
再エネの導入が進む中、国産バイオマス燃料の安定調達は重要な課題です。現在は海外の木質ペレットが主流であり、海外依存による価格変動や調達リスクが高まっています。そこで、国内の遊休農地を活用して栽培可能であり、かつCO2固定量が多い草本系エネルギー作物「エリアンサス」に注目し、栽培から燃料利用まで一貫した技術開発を進めています。
RESEARCH OVERVIEW研究内容
当社は、エリアンサスを活用した国産バイオマス燃料の開発に挑戦しています。エリアンサスから製造したチップやペレットが、既存火力発電所で安全かつ効率的に利用できるかを検証し、その中で燃焼性や取り扱いやすさを確認します。また、栽培から燃料化、輸送までのCO₂排出量を分析し、環境負荷の低減を目指します。さらに、コスト構造を明確化し、低コスト化の方向性を示すことで、持続可能なエネルギー供給を実現します。
- 技術のポイント
- ①草本系エネルギー作物「エリアンサス」の栽培から燃料化までの一貫プロセスを開発
- ②既存石炭火力発電所での混焼試験により実用化に向けた各種データを取得
Project Gallery
Expected Benefits期待される効果
- 国産バイオマス燃料の多様な調達先の確保による既存火力発電所の有効活用
- CO2排出量削減と脱炭素社会への貢献。
- 遊休農地の活用による地域課題への貢献
Future Outlook今後の展望
実証試験を経て、エリアンサスの実機導入を目指します。将来的には、国産バイオマス燃料の供給体制を確立し、再エネの拡大に寄与します。

