グリーン／トランジション・ファイナンス
第6回J-POWER グリーンボンド
発行概要
| 社債の名称・回号 | 電源開発株式会社第93回無担保社債 （社債間限定同順位特約付）（グリーンボンド） |
|---|---|
| 年限 | 10年 |
| 発行額 | 165億円 |
| 利率 | 年2.015パーセント |
| 発行価額 | 額面100円につき金100円 |
| 発行日 | 2025年8月14日（木） |
| 主幹事証券会社 | SMBC日興証券株式会社(事務) 野村證券株式会社 大和証券式会社 しんきん証券株式会社 東海東京証券株式会社 |
| 利払日 | 毎年2月20日および8月20日 |
| 償還年月日 | 2035年8月20日（満期一括償還） |
| 社債券の額面金額 | 1億円 |
| 日程概要 |
募集開始日：2025年8月7日（木） 申込期日：2025年8月7日（木） 払込期日：2025年8月14日（木） |
| 格付 | AA-（R&I）AA+（JCR） |
| 社債管理会社 | みずほ銀行 |
資金調達の枠組み
グリーン・ファイナンス（資金使途特定型）およびトランジション・ファイナンス（資金使途特定型および資金使途不特定型）を実施するための包括的な資金調達のフレームワークを策定しています。
適格性に関する第三者評価
フレームワークの策定にあたっては、第三者評価機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社からグリーン・ファイナンス、トランジション・ファイナンスおよびサステナビリティ・リンク・ファイナンスに関する各種基準への適格性についての評価を受けています。
資金使途
フレームワークで定めた適格クライテリアに基づき、適格プロジェクトを選定しています。
適格クライテリア
「水力・風力・地熱・太陽光発電」
適格プロジェクト
| プロジェクト名 | 所在地 | 発電所出力 | 風車発電機 | 営業運転開始 |
|---|---|---|---|---|
| 新苫前ウィンビラ発電所 | 北海道苫前町 | 30,600kW | 4,300kW×8基 | 2023年10月 |
| 新さらきとまないウインドファーム | 北海道稚内市 | 14,850kW | 4,300kW×4基 | 2023年12月 |
| 新仁賀保高原風力発電所 | 秋田県にかほ市 | 24,750kW | 4,300kW×6基 | 2024年3月 |
| 上ノ国第二風力発電所 | 北海道上ノ国町 | 41,532kW | 4,300kW×10基※1 | 2024年5月 |
| 新南大隅ウインドファーム | 鹿児島県南大隅町 | 19,500kW | 4,300kW×5基※2 | 2027年12月予定 |
| 上ノ国第三風力発電所 | 北海道上ノ国町 | 51,595kW | 4,300kW×12基※3 | 2028年9月予定 |
- 発電所全体の出力合計を41,532kW以内に制御します。
- 発電所全体の出力合計を19,500kW以内に制御します。
- 発電所全体の出力合計を51,595kW以内に制御します。
レポーティング
第6回J-POWERグリーンボンドによる調達資金の手取り金164億円全額が2025年9月までに適格プロジェクトに充当されています。
評価基準
- クライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック2023（ICMA）
- クライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針2021（金融庁、経済産業省、環境省）
- グリーンボンド原則2021（ICMA）
- 環境省グリーンボンドガイドライン2022（環境省）
資金充当状況レポーティング
（2025年9月末時点）
| 項目 | 金額 | |
|---|---|---|
| 調達額（手取金） | 164億円 | |
| 資金充当額* | ||
| 新苫前ウィンビラ発電所（北海道） | 30億円 | |
| 新さらきとまないウインドファーム（北海道） | 22億円 | |
| 新仁賀保高原風力発電所（秋田県） | 15億円 | |
| 上ノ国第二風力発電所（北海道） | 84億円 | |
| 新南大隅ウインドファーム（鹿児島県） | 8億円 | |
| 上ノ国第三風力発電所（北海道） | 5億円 | |
| 未充当残高 | 0億円 | |
- 調達資金の全額を各適格プロジェクトの建設資金のリファイナンスに充当しております。
環境改善効果
全ての適格プロジェクトの運転開始後、掲載いたします。