社会(S)
活動内容
地元と協力して作り上げる「川内川鮎まつり」

後援企業として運営に参加


J-POWERの所有する川内川第一・第二発電所が立地する鹿児島県薩摩郡さつま町では、地元の漁業組合が主体となり、6月1日の鮎漁解禁日に合わせて、同町を流れる川内川の恵みである鮎を広くアピールすること、そして水域環境問題について来場者に考えてもらうことを目的に、平成18年から「川内川鮎まつり(以下:鮎まつり)」を開催しています。
J-POWER南九州電力所はこの趣旨に賛同し、第1回から後援企業の一つとして運営に参加しています。今年の鮎まつりにも、事前に実施された実行委員会から参加し、地元の方と準備を整えてきました。
地域のグループ社員も積極的に協力


6月4日、翌日の鮎まつり本番に先立ち、J-POWER南九州電力所をはじめ、西日本地域のJ-POWERグループ社員、総勢約20名が駆け付け、担当するヨーヨー釣りの出店で使用する約200個のヨーヨーを全員で作りました。
一夜明けた5日は朝から強い雨が降っていましたが、鮎まつりは開催するとのこと。J-POWERグループスタッフは会場である川原に向かい、会場設営を行いました。
降り続く雨の中、地元スタッフと協力して着々と設営は進んでいきます。すべてのブースに雨よけのためのテントを張り、メインである鮎を焼くコーナーや、お客様の休憩場所には、雨が流れ込まないように土のうを並べるなどの配慮も怠りません。
この雨の中果たしてお客様は来てくれるのだろうかと、関係者の誰もが心配していましたが、徐々にお客様が来場し、10時30分の開会式には約100名のお客様が集まりました。
「お客様のために」という気持ちを共有


J-POWERグループの担当は、昨日全員で作ったヨーヨー釣りと綿あめの出店(どちらも無料)、そして塩焼き用の鮎と引き換えることのできるチケットの販売(有料)を、そのチケットを鮎と引き換える係です。
開会式とほぼ同時に販売を開始した鮎の引き換えチケットは、12時30分ごろにすべて売り切れました。目が回るほどの忙しさでしたが、対応していたJ-POWERグループスタッフと、地元スタッフの息の合った連携で大きなトラブルもなくスムーズに販売ができたようでした。また、綿あめとヨーヨーは子供たちに大人気で、その列が途切れることはありませんでした。
地元スタッフの方によると、今回の鮎まつりには約1500名が来場されたとのことでした。雨の影響か、例年よりは少なめだということでしたが、「来ていただいたお客様のために、満足していただける祭りにしたい」と、一生懸命担当の仕事をこなしていたJ-POWERグループ社員をはじめ関係者の皆さん。その思いはきっと伝わったのではないでしょうか。