磯子火力発電所新1号機の営業運転開始について
平成14年4月1日
電源開発株式会社
当社が平成10年7月から建設を進めてまいりました磯子火力発電所新1号機(神奈川県横浜市磯子区、出力60万kW、使用燃料:国内炭及び海外炭)は、3月26日に使用前自主検査を終え、本日4月1日より、営業運転を開始致しました。

同発電所は、昭和42年及び44年に営業運転を開始した国内炭専焼火力(出力26万5千kW×2機)として、既に30年以上運転してきましたが、(1)発電所設備の老朽化対応、(2)首都圏の電力需要対応、(3)窒素酸化物排出量の削減等の目的で、リプレース工事をおこなってまいりました。既設設備は既に平成13年11月に廃止となっております。

同発電所は、12ヘクタールという限られたスペースを考慮して、設置面積の少ないタワー型ボイラ、活性炭による乾式脱硫装置を我が国で始めて採用し、首都圏の重要電源として、発生した電力を東京電力及び東北電力の2社に供給します。

なお、これにより当社の発電設備出力は以下のとおりとなりました。
水力 58カ所 8,260,800kW
火力 8カ所 7,824,500kW
合計 16,085,300kW
磯子火力発電所新1号機の概要

所 在 地 神奈川県横浜市磯子区
総 出 力 60万kW
燃  料 国内炭及び海外炭
主要経緯 平成8年7月  第133回電源開発調整審議会上程
平成8年9月  準備工事着工
平成10年7月  新1号機本館・煙突着工
平成13年11月  既設発電所廃止
平成14年4月  新1号機営業運転開始
平成21年7月  新2号機営業運転開始予定
以上
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