住宅性能評価表示(格付け)・保証事業へ参入
〜東京電力グループのハウスプラス住宅保証(株)へ出資と要員派遣〜
平成12年9月21日
電源開発株式会社
このたび当社は、東京電力グループのハウスプラス住宅保証株式会社(平成11年11月設立、資本金:3億円、住所:東京都港区西新橋3-2-1、社長:小野 勝)に資本参加と要員派遣を行い、住宅保証事業に参入することとしました。

当社は、本年10月に予定されているハウスプラスの第三者割当増資において、3,000万円を出資(出資順位第3位、出資比率8%)するとともに、一級建築士の資格を持つ3名の社員を派遣(うち1名は取締役に就任予定)することにより、ハウスプラスの経営に参画することとしました。これにより、当社及び関連会社グループ建築部門のノウハウ・技術などの経営資源を、住宅性能評価表示(格付け)サービスなどの住宅保証事業に有効活用してまいります。
当社としましては、これまで培ってきた高い信用力と全国展開力を活かし、全国レベルでの「ハウスプラスブランド」の確立に向け、住宅の現場検査業務をはじめとした支援をしてまいりたいと考えております。

当社は、従前より新事業の開発・発展に積極的に取り組んできたところでありますが、本事業についても経営資源を活用した新たな事業展開の一つとして検討してきたものです。

<ハウスプラス住宅保証(株)の概要>
ハウスプラスは東京電力と三菱商事が主な出資者となって平成11年11月に設立された東京電力のグループ会社です。同社は、今年4月から施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(以下「品確法」という)により工務店等の住宅供給者に義務付けられた新築住宅の瑕疵担保責任を肩代わり保証するとともに、新たに創設された住宅性能評価表示制度に基づき、住宅の性能評価表示を行うことを事業内容としています。現在、主に木造戸建ての新築住宅を対象に、各電力会社と住宅保証事業の連携を図り、ハウスプラスブランドの確立を目指しております。ハウスプラスとしては今9月中にも品確法に基づく指定住宅性能評価機関としての認定を受け、10月より住宅性能評価・表示(格付け)サービスを開始する予定となっております。
以上
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