『笑福の湯』燃料転換に伴う国内クレジット事業承認について
〜当社初の国内CDM事業〜

平成21年6月22日
電源開発株式会社
株式会社ツチヤコーポレーション


 Jパワー(電源開発株式会社、社長:中垣喜彦(なかがき よしひこ))は、当社として初めての国内クレジット制度に基づくCO2排出量削減事業を、株式会社ツチヤコーポレーション(代表取締役:土屋富久夫(つちやふくお))と共同で、6月18日経済産業省に申請し、翌19日に開催されました国内クレジット認証委員会で、承認されました。


『笑福の湯』(静岡県焼津市)
 同事業は、ツチヤコーポレーションが所有・運営する温浴施設『笑福の湯』(静岡県焼津市)のボイラー燃料をA重油から都市ガスに切替えることにより、同施設から排出されるCO2の削減を図るものです。切り替え工事は昨年10月末に完了し、2008年11月から2013年3月までの約4年半の事業実施期間中に、年間228トン、合計約1,000トンのCO2排出量を削減する見込みです。

 今回の事業で、Jパワーは上記の燃料転換事業を国内クレジット事業化するプロセスにおいてJパワーの知見・ノウハウを提供しツチヤコーポレーションと連携しながら手続きを進めてきました。また、Jパワーが当該事業から発生する国内クレジットを購入・引受け先となることで当該事業を資金面で支援する役割を果たしていきます。なお、国内クレジット事業への適用化については、温浴施設等の省エネ診断やエスコサービスを得意とする株式会社トリリオンが助言しております。

 国内クレジット認証委員会で排出削減事業計画の承認が得られれば、来年度早々には審査機関のチェックを受けて、当社初の国内クレジットを取得する予定です。

 Jパワーでは、今後は国内でのCDMプロジェクトの開発についても積極的に取り組んでまいります。



以上


添付書類
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