米国東部3ガス火力発電所の権益取得について
〜Jパワー 米国で5〜7件目のIPP事業〜

平成20年12月22日
電源開発株式会社



 Jパワー(電源開発株式会社、社長:中垣喜彦(なかがきよしひこ))は、米国ジョン・ハンコック生命保険会社(John Hancock Life Insurance Company、以下「ハンコック社」)との合弁会社を通じて、米国ニューヨーク州及びバージニア州に所在する3ガス火力発電所権益を取得しました。

Jパワーとハンコック社が各々50%の権益を持つ合弁会社J-POWER USA Generation, L.P.(以下「USAジェネレーション社」)は、12月19日、ニューヨーク州ロングアイランドにあるパインローン発電所(Pinelawn Power:出力約8万kW、ガスコンバインドサイクル)、同エクウス発電所(Equus Power:出力約5万kW、ガスシンプルサイクル)の各100%権益、及びバージニア州フルヴァナ郡にあるフルヴァナ発電所(Fluvanna Power:出力約89万kW、ガスコンバインドサイクル)の30%権益を、Harbinger Independent Power Fund II及び少数持分オーナーから取得しました。


Jパワーは、3発電所が(1)売電契約により一定期間安定的な収益が見込めること、(2)発電所が電力需要地に近く、安定的に運転されていること、(3)Jパワーが発電所の事業会社の経営を主導する経験が今後の米国IPP事業展開に資すること、等から本件へ参画することとしました。今回の権益取得は、Jパワーとして5〜7件目の北米事業投資となります。

また、本件によりJパワーが出資する海外IPP事業は、6カ国・地域で運転中21件となります。


<米国での事業展開> 平成17年1月 米国でのIPP事業推進のため現地法人を設立
  平成18年5月 テナスカ・フロンティア発電所の一部権益取得(Jパワー初の米国IPP)
  平成19年1月 エルウッド発電所の一部権益取得(2件目)
  平成19年5月 ジョン・ハンコック社との合弁でUSAジェネレーション社を設立
  平成19年9月 USAジェネレーション社がグリーン・カントリー発電所の100%権益取得(3件目)
  平成20年5月 Jパワー単独でバーチウッド発電所の一部権益取得(4件目)

以上




【添付書類】



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