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スリランカ国ヴィクトリア水力発電所増設F/S調査業務の受託について
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発電所位置図 |
電源開発株式会社(社長=中垣喜彦、以下「Jパワー」)は日本工営株式会社(社長=高橋修、以下「日本工営」)と共同で、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)より「スリランカ国ヴィクトリア水力発電所増設F/S調査」に係わる業務を受託し、昨日より現地調査業務を開始しました。
本事業は、電力の安定供給を目的に、スリランカ国中央州のキャンディ市近郊に位置するヴィクトリア水力発電所(21万kW:1984年運転開始)に隣接して水力発電設備を増設するものです。2008年1月に国内作業に着手し、2009年5月に最終報告書をJICAに提出する予定です。
ヴィクトリア水力発電所増設F/S調査の概要
(1)背景 |
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スリランカ国の包蔵水力は、現在までにその70 %程度が開発されており、電源の中心は火力発電に移行しつつあります。しかしながら、火力発電所の燃料を輸入に依存する同国にとっては、エネルギーセキュリティの観点から国産の水力エネルギーを有効利用することは不可欠と考えられています。
スリランカ国では、順調な経済成長とそれに伴う電力需要の伸びと、燃料費の高騰によるガスタービン発電所の中止および予定していたプロジェクトの進捗の遅れのため、数年後には電力不足が危惧されており、緊急の電源として、ヴィクトリア水力発電所の増設計画への期待が大きくなってきました。
このような状況のもと、スリランカ政府の要請に基づき、JICAは本増設計画のF/S調査を日本の技術援助の一環として実施することを決定し、コンサルタント選定の結果、電源開発と日本工営が受注しました。
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(2)事業概要 |
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ア.事業実施者: |
Ceylon Electric Board(セイロン電力局) |
イ.事業の概要: |
既設ヴィクトリア水力発電設備に隣接して水路および発電所を建設して出力(14万〜21万kW)の発電を行い、ピーク需要を賄う。
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(3)受託業務の概要 |
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ア.業務内容: |
F/S調査 |
イ.業務期間: |
2008年1月〜2009年5月 |
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【添付書類】 |
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