当社株主からの提案に対する現時点における当社の考え方について

平成19年12月7日
電源開発株式会社
代表取締役社長 中垣 喜彦
(コード番号:9513 東証第一部)
問合せ先:秘書広報部広報室
(電話:03-3546-2211)
               
             


  平成19年12月4日付「本日の一部報道について」でお知らせしましたとおり、当社は、非公開を前提とした書簡を受領しておりましたが、この度、ザ・チルドレンズ・インベストメント・マスター・ファンド(以下、「TCI」といいます。)は、同社のウェブサイトにて、平成19年11月22日付の当社社長宛書簡の内容を12月5日付で公表致しました。

TCIが主張する内容は、当社グループの経営目標である連結経常利益の着実な成長などの事実を無視した一面的なものであり、当社グループが民営化決定以降に実施してきた収益力の向上や財務基盤の強化、コーポレート・ガバナンス体制の整備などの取り組みについても何ら触れられておりません。電力の安定供給を担うという社会的使命を果たしつつ民間企業としての成長を目指している当社の経営方針等に関して、必ずしも適確とは言い難い主張が多く見られ、株主や投資家の皆様を誤解に導く惧れがあるのではないかと危惧致しております。

このため、これまでTCIを含め、皆様方にご説明申し上げてきた内容ではございますが、現時点での当社の経営方針やこれまでの戦略と成果、コーポレート・ガバナンス等に関して、あらためて添付のとおり事実関係をお示し致します。


 なお、電気料金に関わる経営判断に懸念が表明されておりますが、当社は、卸電気事業者として、低廉かつ安定した電力供給という責務を果たしつつ、競争力を維持・強化する観点で、必要かつ妥当な経営判断を行なっております。

今後も、皆様のご理解、ご支援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。



以上


【添付書類】



Page Top
CLOSE