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大間原子力発電所原子炉設置許可申請書に係る補正書の提出について
当社は、本日、「大間原子力発電所原子炉設置許可申請書 本文及び添付書類」*1(以下「原子炉設置許可申請書」という。)を一部補正する補正書を経済産業大臣に提出しました。
今回の補正は、「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」に伴う平成18年10月24日の補正以降に生じた原子炉設置許可申請書の地盤耐震等に係る記載内容の変更を行うもので、主な内容は以下のとおりです。
(1)記載の充実・適正化 |
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○ |
敷地周辺・敷地近傍の地質・地質構造に係る記載の充実
敷地近傍の活断層調査方法やランクの低いリニアメントの調査結果・評価等。
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○ |
基準地震動設定に係る記載の充実
短い活断層による地震動評価、不確かさを考慮した地震動評価、「震源を特定せず策定する地震動」の検討等。
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○ |
敷地周辺の火山に係る記載の充実
敷地周辺の火山について、活動時期・噴出物の分布・敷地への影響評価等。
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○ |
その他、表現の見直し、添付書類六*2の章節構成の変更等 |
(2)各種データ類の更新 |
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地震年報等の参考文献の更新、地形図等の更新。 |
(3)工事計画の変更 |
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着工年月を平成19年3月から平成19年8月に変更。 |
今後、今回提出した補正書も含めて引き続き安全審査が行われることになります。
なお、提出した補正書は、当社の大間原子力建設準備事務所及び青森事務所でご覧いただけます。
*1 |
申請:平成16年3月18日
補正:平成17年6月3日、平成18年2月17日及び平成18年10月24日
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*2 |
添付書類六「原子炉施設を設置しようとする場所に関する気象,地盤,水理,地震,社会環境等の状況に関する説明書」 |
(参考)大間原子力発電所計画の概要 |
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所在地 |
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青森県下北郡大間町 |
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電気出力 |
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138.3万kW |
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原子炉型式 |
: |
改良型沸騰水型軽水炉(ABWR) |
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燃料 |
: |
濃縮ウラン燃料、ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料 |
添付書類 |
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