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　当社では、平成18年11月30日付経済産業省原子力安全・保安院指示に基づき、当社発電設備におけるデータ改ざん、必要な手続きの不備などについて点検を実施しております。

　 今般、点検を進めているなかで、磯子火力発電所新1号機（定格出力　60万ｋW）、石川石炭火力発電所１，２号機（定格出力　15.6万kW×２基）の一部の配管溶接部位において、電気事業法に基づく「溶接事業者検査」を実施しておらず、「溶接安全管理審査」も受審していないことを確認しました。

　 当社としては、当該部位は溶接後に耐圧試験等を行っており、直ちに安全上問題となるものではないと考えております。しかしながら、手続き不備について可及的速やかに是正することが必要と判断し、関係機関と調整のうえ運転を停止し改めて「溶接事業者検査」を行い「溶接安全管理審査」を受審することと致しました。

　 なお、念のため当該部位付近を立ち入り禁止にするなどの安全対策を実施しております。

　 地域の皆さまをはじめ、関係者の方々にご心配をおかけし、また、信頼を損なうこととなり、深くお詫び申し上げます。

【参考資料・参考図】
・溶接事業者検査未実施の概要　(磯子火力発電所・石川石炭火力発電所)

添付書類