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松島火力発電所2号機における水・蒸気系配管肉厚検査結果および
火力発電所における配管肉厚検査の終了について
当社では、平成16年8月11日付経済産業省指示(「発電用火力設備の水・蒸気系配管の技術基準適合状況調査について」に基づき、火力発電所における、腐食・浸食による減肉が生じる可能性のある配管の検査計画を提出し、順次、配管肉厚の自主検査を実施してまいりました。
このたび、平成18年6月までに実施することとしていた5ユニット(磯子新1号機、橘湾1号機、松浦2号機、松島2号機、石川石炭2号機)の検査を終了しました。
その結果、松島火力発電所2号機において、減肉により必要肉厚を下回っている部位が1箇所確認されました。当該部位については、定期事業者検査の期間中に取替を実施し、健全性を確保しております。
なお、当社の火力発電所の配管肉厚検査については、今回の5ユニットの検査終了をもって、計画した全ての検査を終了しました。これまで確認された必要肉厚を下回った箇所については、全て配管を取替えて健全性を確保しております。
また、今後はこれまでの検査結果等をもとに適切な配管管理を実施し、安全運転に万全を期してまいります。
◇ 松島火力発電所2号機 |
発電機出力 |
:500MW |
運転開始年月日 |
:昭和56年6月19日 |
所在地 |
:長崎県西海市大瀬戸町 |
<減肉による不具合箇所>
減肉箇所 |
呼び径 |
公称肉厚
mm
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必要最小肉厚
mm
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測定最小値
mm
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第6給水加熱器入口前T管 |
400A |
57.0 |
46.80 |
46.08 |
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添付書類 |
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本文(PDF 58KB)
別紙:松島火力発電所2号機 系統図概要
(PDF 87KB)
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