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田子倉発電所4号機一括更新工事の竣工・運転開始について
Jパワー(電源開発株式会社、社長:中垣喜彦)田子倉発電所の4号機について、主要設備の一括更新工事を実施しておりましたが、昨日5月31日(水)に使用前自主検査を終了し、同日より営業運転を始めました。
田子倉発電所(福島県)は一般水力発電では国内第2位の出力を持つ大規模水力発電所ですが、運転開始から約50年が経過しており、設備の信頼性を新設時と同レベルに保つことを目的として、平成16年11月より主要設備の一括更新工事を始めました。
本工事は、水車、発電機、主要変圧器等の主要設備を一括して更新するもので、1〜4号機の4機全てについて実施します。今回の4号機は1機目となり、残る3機も平成24年までに順次工事を行います。
また、水車ランナの羽根形状を改良すること等により、1機当りの出力は9.5万kWから5千kW増加の10万kWとなり、4機合計では38万kWから40万kWへと増加します。
4号機が運転を始めたことにより、田子倉発電所の出力は38.5万kWとなり、Jパワーの発電設備出力は1638万kW(水力8,555,500kW、火力7,824,500kW)となりました。
また、糠平発電所(北海道)においても本年7月から同様の工事を実施する予定です。
(参考) 田子倉発電所 |
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所在地 |
:福島県只見町 |
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出力 |
:38.5万kW(9.5万kW×3機、10万kW×1機) |
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最大使用水量 |
:420m3/s |
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ダム |
:田子倉ダム(頂長462m、高さ145m) |
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運転開始 |
:昭和34年5月(部分運開) |
添付書類 |
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本文(PDF 53KB)
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