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米国テナスカ・フロンティア(Tenaska Frontier)発電所の権益取得について
−Jパワー初の米国IPP事業—
Jパワー(電源開発株式会社、社長:中垣喜彦<なかがき よしひこ>
)は、昨年1月に設立した米国法人を通
じて、米国テキサス州ヒューストン近郊にあるテナスカ・フロンティア発電所(Tenaska
Frontier Generating Station:出力83万kW ガスコンバインド)を所有するテナスカ・
フロンティア・パートナー社(以下「テナスカFP社」)の権益62%を取得する契約をテナスカ社、CES社と締結しました。
テナスカFP社は、テナスカ社47%、ダイヤモンド社28%、CES社25%の出資する米国法人でテナスカ・フロンティア発電所を建設、2000年9月より営業運転しています。発生電力はエクセロン社に売電され、テキサス州他に供給されています。
今回、同社の権益の一部が競争入札にかけられ、J パワーとしては(1)20年間の売電契約
により相応の収益が見込めること、(2)同発電所が安定的に運転されていること、(3)共同事
業者が優れていること等から、これに応札し、テナスカ社から37%分、CES 社から25%分、合計62%の権益を取得することとしました。
今後、米国での許認可手続きを経て、5月頃には権益を取得できる見込みです。
これにより、テナスカFP社の出資構成はJ パワー62%、ダイヤモンド社28%、テ
ナスカ社10%となります。
なお、発電所の運営は、テナスカ・オペレーション社が引続き実施します。
J パワーは昨年1月米国でのIPP事業推進のため現地法人を設立し、調査・検討を進め
ており、本件はJパワーにとって初の米国でのIPP案件となります。
これによりJパワーが出資する海外IPP事業は、6ケ国・地域13件が運転中であり、
このほか2件が建設中です。
添付書類 |
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本文(PDF 14KB)
添付1 テナスカ・フロンティア発電所他の概要(PDF 84KB)
添付2 Jパワーの海外IPPプロジェクト一覧(PDF 22KB)
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