Jパワー「チリ グラネロス工場燃料転換」国連CDM理事会で登録
〜日本政府承認案件として4番目〜

平成17年7月19日

電源開発株式会社



 電源開発株式会社(社長:中垣喜彦(なかがきよしひこ)、以下「Jパワー」)が取り組むクリーン開発メカニズム(以下「CDM」)プロジェクト案件のうち、チリ グラネロス工場燃料転換プロジェクトは7月18日付けで国連CDM理事会によりCDMプロジェクトとして登録されました。日本政府承認案件としては4件目となります。

 本件は、2004年7月22日付で日本政府の承認を取得し、DOE*によるプロジェクトの有効化審査を終えた後、2004年11月国連に登録を申請しておりました。本年2月と5月に開催された理事会の審査を経て、今般、登録が認められたものです。

 Jパワーは、このほか方法論が承認されている案件1件を含め、現在9件のCDM案件に取り組んでいます。今後も、地球規模での費用対効果を考慮して、CDMをはじめとした京都メカニズムの活用にむけ、積極的に取り組んでまいります。

 *DOE(指定運営機関):CDMプロジェクトとしての適格性を評価・判断し、有効化を行う機関としてCDM理事会から指定される


<チリ グラネロス工場燃料転換プロジェクトについて>
ホスト国(実施国) チリ
プロジェクトの概要 チリ国グラネロス町にある食品製造会社ネスレ・チリS.A.社の工場の熱源であるボイラー、ファーナス、コーヒーロースターなどの設備について、石炭および石油燃料から天然ガスへの燃料転換を図る
削減ガス 二酸化炭素
予想削減量 40万8200t(2004年〜2024年の21年間)
経     緯 2003年7月  ホスト国チリ政府承認
2004年6月  方法論承認
2004年7月  日本政府承認
2005年2月 第18回CDM理事会にて審査
2005年5月 第19回CDM理事会にて審査
2005年7月 CDM理事会による登録承認


以上



添付書類



Page Top
CLOSE