インドネシアにおける石炭火力発電IPP事業
の買収契約解消に関する通知の受領について

平成16年7月5日
電源開発株式会社

 電源開発株式会社(社長=中垣喜彦)とケッペル・エナジー社は、英国パワー・ジェン社との間でインドネシア国パイトンⅡ石炭火力発電所の買収契約を締結しておりましたが、7月2日付けでパワージェン社より本件買収契約を解消する旨の通知を受領いたしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 電源開発株式会社は、平成16年1月30日付けにて、インドネシア国東ジャワ州にて現在営業運転中のパイトンⅡ石炭火力発電所 (通称、正確にはPaiton5・6号機、合計出力1,220MW )に関わる発電事業会社であるPTジャワ・パワー社 (PT. Jawa Power社) 権益の35%と、同発電所のOM(運転保守)会社であるPTジャワ・チムール社( PT. Jawa Timur社) 権益の100%を、シンガポール企業ケッペル・エナジー社(Keppel Energy社、以下「KE社」)と50:50のイコールパートナーシップにより、英国のパワー・ジェン社(PowerGen社、以下「PG社」)から買収する契約を締結しておりました。

 本件売買契約の発効には、買収ファイナンス(エクイティーファイナンス)契約の締結が必要とされておりましたが、契約上の期限である平成16年6月30日に至り、当社グループ(当社とKE社)が本件に関わる買収ファイナンス契約の締結を延期したことから、本件契約締結の発効条件を充足しないこととなりました。
 これによりPG社に契約解除権が発生し、7月2日付けで、当社及びKE社はPG社より、本件買収契約を解消する旨の通知を受領いたしました。

 当社及びKE社は、本件買収に関わる第三者承認(インドネシア政府の承認、融資銀行団の同意等)の手続きが再開されるまで、買収ファイナンスの契約締結を延期することとしており、今後も引き続き、本件買収の可能性について状況を注視していきたいと考えております。                             


以上
添付書類
Page Top
CLOSE