プレスリリース

2025年

プレスリリース

高砂火力発電所の廃止方針について
~カーボンニュートラル実現に向けた非効率石炭火力発電所の廃止~

2025年10月31日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等)は、CO2排出量削減を進めるため、2028年度末までに高砂火力発電所を廃止することを決定しました。

高砂火力発電所は1号機が1968年、2号機が1969年に運転を開始した石炭火力発電所で、西日本エリアの電力安定供給に貢献してきました。

当社は「J-POWER "BLUE MISSION 2050"」において、2050年のカーボンニュートラルと水素社会の実現に向け、そのマイルストーンとして2030年CO2排出量を2,630万トン以下(2013年度実績比2,247万トン・46%削減)とすることを目指しています。また、J-POWERグループ中期経営計画 2024-2026において「国内火力トランジションの方向性」を示し、非効率石炭火力をフェードアウトするとともに、高効率石炭火力も地点の特性を踏まえて最適な技術を選択し低炭素化・脱炭素化を図っていきます。
今般、カーボンニュートラル実現に向けた取組みの一環として、2028年度末までに高砂火力発電所の稼働を停止することとし、これに伴い、1号機及び2号機を廃止することとしました。

発電所廃止までの間、引き続き、安全かつ効率的な設備運用に努めていきます。地域の皆さま、関係者の皆さまには今後ともご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

参考:高砂火力発電所の概要
1号機 2号機
運転開始 1968年7月 1969年1月
定格出力 25万kW 25万kW
発電方式 亜臨界圧(Sub-Critical)※1
燃料 石炭
住所 兵庫県高砂市梅井
  1. 蒸気圧力22.12 MPa以下、発電効率38%以下
位置図

以上

添付書類

本文(PDF:202KB)

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