プレスリリース

2022年

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ビナフォー社(ベトナム国)とバイオマス事業開発の共同検討に係る覚書を締結しました

2022年8月26日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:渡部肇史)は、本日、Vietnam Forestry Corporation Joint Stock Company社(ベトナム フォレストリ コーポレーション JSC社、以下「ビナフォー社」、本社:ベトナム国ハノイ市、代表取締役社長:レ・コック・カイン氏)との間で、ベトナムにおける発電、燃料製造をはじめとするバイオマス事業開発の共同検討に係る覚書(以下「本覚書」)を締結しました。

ビナフォー社は、ベトナム国内に約4.3万haの林地を管理し、植林、産業用木板や輸出向け家具の製造、木材製品販売等を行うベトナムの大手国営林業会社です。ビナフォー社は、植林や森林管理、製品加工工程における木材の利用効率向上などを通じて、ベトナムにおける持続可能な林業の展開をリードしています。

経済成長の著しいベトナムでは、近年、年率10%近いペースで電力需要が伸び、現在ベトナム政府が策定している第8次国家電力開発計画において、今後10年以上に亘り高い電力需要の増加が見込まれるとともに、再生可能エネルギーの大幅な導入が計画されています。また、木質資源をはじめとするバイオマス燃料の積極的な活用が期待されています。

本覚書は、ベトナムで林地管理および木材生産・加工に知見のあるビナフォー社と、国内外でバイオマス燃料事業や発電事業に実績のあるJパワーが、ベトナムにおけるバイオマス関連事業の検討を共同で行うことを目的としています。Jパワーは、本共同検討を通じてベトナムでのバイオマス発電事業への参入、拡大を目指すとともに、バイオマス燃料のサプライチェーンに広く関与することにより、その持続可能な活用に向けた知見獲得に努めていきます。

Jパワーグループは、世界の電力の安定供給に貢献するとともに、2021年2月に公表したJ-POWER "BLUE MISSION 2050"に掲げるカーボンニュートラルの実現に向けて引き続き挑戦していきます。

以上

添付書類

本文(PDF:126KB)

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