2019年
プレスリリース
宮城県大崎市高日向山地域 地熱発電の資源量調査(小口径調査井掘削調査)の開始について
~将来の地熱発電所開発を目指し、地熱資源の賦存を調査~
2019年7月1日
電源開発株式会社
当社は宮城県大崎市高日向山地域において、将来の地熱発電所開発を目指し、小口径調査井掘削調査を開始いたしましたので、お知らせします。
高日向山地域は設備更新工事を進めている鬼首地熱発電所(2019年4月1日お知らせ済み)に隣接する地点であり、昨年度に地表調査を実施しています。地表調査の結果に基づき、今年度より小口径調査井を掘削し、地熱資源の賦存を確認して参ります。
<調査計画概要>
調査場所: | 宮城県大崎市高日向山地域 |
調査内容: | 小口径調査井掘削調査 (坑井掘削、仮噴気試験、ならびに付帯工事) |
調査期間: | 2019年7月~2021年7月(予定) (各年度の調査は関係者の方々のご理解を頂きながら実施して参る予定です) |
なお、本調査(2019年度分)は独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の平成31年度地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業に採択されています。
(http://www.jogmec.go.jp/content/300362255.pdf)
当社は、昨年6月に再生可能エネルギー本部を設置し、水力・風力などを含めた再生可能エネルギーの取り組みを強化しています。地熱発電については、天候に左右されず年間を通じて安定した電気を供給することが可能な純国産の再生可能エネルギーであり、わが国における電力の安定供給と地球温暖化対策に貢献すべく、地熱発電所の開発を引き続き推進して参ります。
以上