2013年
プレスリリース
ジェイパワー・エンテック株式会社
米国石炭火力発電所において乾式排煙処理装置(ReACT)を採用
~Jパワー磯子火力発電所で採用された最先端環境技術の初の米国設置~
平成25年9月20日
電源開発株式会社
ジェイパワー・エンテック株式会社
ReACT(Jパワー磯子火力発電所新2号機)
電源開発株式会社(社長:北村雅良、以下「Jパワー」)の100%出資会社のジェイパワー・エンテック株式会社(本社:東京都港区、社長:木村直和、以下「ジェイパワー・エンテック」)は、ライセンス契約先であるHamon Research Cottrell社(以下「HRC社」)を通じて、米国発電所における乾式排煙処理装置(以下「ReACT」)の採用につきまして取り組んでおりましたが、今般、Wisconsin Public Service社(以下「WPS社」)のWeston発電所3号機(出力365MW)に採用されることが決定いたしました。
ジェイパワー・エンテックはHRC社とライセンス契約を締結(平成21年10月14日お知らせ済み)し、米国における顧客確保に向けて取り組んでおりましたが、今般、WPS社において、脱硫技術などの対応技術を比較検討した結果、ReACTを採用することになったものです。
なお、ReACTは、Jパワー磯子火力発電所においても採用されており、脱硫・脱硝に加えて、ばいじん、ダイオキシン等、複数種の微量物質除去機能等、世界最高水準の環境性能を達成しております。
今後も、国内外において、ReACT技術の普及を促進することにより、大気・水質汚染物質の除去による環境負荷の低減に貢献していく所存です。
【参考】
(1)WPS社について
本社:Green Bay Wisconsin, US
事業内容:ウィスコンシン州北東部および隣接するミシガン州北部の24郡に19の事務所を有し、約44万人の電力ユーザーと約32万人の天然ガスユーザーに供給を行っている。
(2)HRC社について
本社:58 East Main Street, Somerville, New Jersey
事業内容:集塵装置(バグハウス)を主製品とする環境設備メーカ
(3)ジェイパワー・エンテックについて(ホームページ:http://www.jpower.co.jp/entech/)
本社:東京都港区西新橋
事業内容:大気・水質汚染物質除去設備及び付帯設備の設計、製作、据付、試運転等エンジニアリング 他
以上