株主・投資家の皆様

コーポレート・ガバナンス

株主の権利の尊重

当社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上は、様々なステークホルダーの協力があってはじめて達成できると考えており、重要なステークホルダーとしての株主と適切に協働できるよう、株主の権利を尊重しています。

1.株主の権利・平等性の確保

株主総会における議決権をはじめとする株主の権利については、これを尊重するとともに、実質的な平等性を確保する方針です。また、少数株主にも認められている上場会社およびその役員に対する特別な権利(違法行為の差止めや代表訴訟提起に係る権利等)の行使の確保に配慮します。

2.株主総会

株主総会において株主が適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については、招集通知、参考書類および事業報告の充実を図るとともに、決算短信、適時開示、ホームページへの掲示などにより随時提供しています。

株主が株主総会議案の検討期間を十分確保し、適切に議決権を行使することができるように、定時株主総会の招集通知のウェブ開示を和文で約4週間前、英文で約3週間前を目安に行っています。また、株主総会開催日はいわゆる集中日を回避するよう努めています。

3.株主・投資家の皆様との関わり

当社は、有価証券報告書、決算短信などの開示資料のほか、統合報告書、株主通信、株主限定会員組織である「J-POWER Shares」による情報提供をホームページ中心に行っており、それらの開示情報を基に、株主総会だけでなく、決算説明会、施設見学会、個人投資家を対象とした会社説明会、機関投資家との個別面談を行うことで株主との対話を行っております。これらの対話を通じて、株主・投資家の皆様に当社が提供する社会的価値、事業戦略に基づく財務的利益についてご理解いただくとともに、対話を通じていただいたご意見については四半期ごとに取締役会に報告し、事業戦略への反映、開示資料の拡充などの対応を行っています。

株主との対話の実施状況

主な対応者 社長執行役員、常務執行役員(経営企画担当)、経営企画部部長(IR・ESGに関する事項担当)
株主の概要 国内外のアクティブ運用のアナリスト、ポートフォリオマネージャー、パッシブ運用のESGアナリスト、議決権行使担当者、個人投資家
主なテーマ 決算及び業績見通しの状況(株主還元含む)、国内外への投資を含めた今後の事業方針、資本効率の引き上げや企業価値向上に向けた中長期的な対応、資本コストや株価を意識した経営、気候変動問題への対応、当社ガバナンスの実効性
得られた気づき 2024年5月に開示したJ-POWERグループ中期経営計画2024-2026に基づき、「今後の事業ポートフォリオの在り方」・「国内火力のトランジションの方向性」が主要なディスカッションポイントとなった。あるべき事業ポートフォリオ・国内火力発電事業が目指すべきトランジションの方向性に関しては、日本の電力需給の今後の見通し・米国の政権交代など外部環境に大きく左右されることもあり、現段階で確定的な方針を示すことは難しい。一方で現時点での当社の方針・考え方を開示し、株主を含めたステークホルダーと議論を重ねることにより、事業の将来性に関する懸念の低減のみならず、事業の在り方に関して有意なフィードバックを得ることができた。

株主との対話実績(2024年度)

施設見学会 新仁賀保高原風力発電所 バーチャル見学会(Web)約550名(PV数)
池原ダム・池原発電所 現地見学会 2日間で50名
会社説明会(個人株主対象) Web開催 約7,080名(PV数)
決算説明会
各種スモールミーティング
Web/実開催  合計5回
うち、社外取締役と投資家・アナリストとのスモールミーティング1回
個別ミーティング Web・対面等で約130回
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