DXの取り組み
“DX 3S+D”
J-POWERグループのDXビジョン

当社はDXを推進によって目指すべき姿として”DX 3S+D”を掲げています。このビジョンには、“Data(データドリブン)”を基軸に、会社や社員を支える3つの要素 ”Safety(安全・安心)”、”Smartness(効率性・即応性)”、”Strength(稼ぐ力)” の向上と新たな価値創出を目指すというメッセージが込められています。
DX3S+Dの実現は、事業基盤の強化、人の尊重といった各種マテリアリティの解決の他、当社が掲げる”J-POWER BLUE MISSION2050”で目指す2050年でのカーボンニュートラル社会実現にも貢献する目標として設定されています。
目標 | 取り組み実績 |
---|---|
Safety 安全・安心 | 遠隔からの現場管理支援、不安全行動のAI 検知 など |
Smartness 効率性・即応性 | 机上業務のデジタル適用(電子化・自動化) 設備運転保守のデジタル活用(ウェアラブルカメラ・ロボット) など |
Strength 稼ぐ力 | 設備故障予検知、発電量予測 など |
Data データドリブン | ドローン+異常検知AI による風力発電設備保守、経営業績管理の高度化 など |
DXの取り組み
DXロードマップ2030

当社は、DXの目指す姿である3S+Dを実現するための大きな道筋を、DXロードマップ2030に定めています。
STEP1及びSTEP2をDX推進の前提となる基盤整備の重点期間と位置づけ、働き方の変革や業務の自動化・遠隔化・省力化を実現するためのデジタルツール・デバイス配備の他、クラウドなどデータ蓄積基盤を構築し各事業領域で横断的にデータ連携・利活用できる環境を整備します。
STEP3以降のDX進化期間においては、これら取組みを拡大・進化させてデータによる意思決定・判断(データドリブン)を実現するとともに、J-POWERグループ社員の「よりょく」※を創出することで“DX 3S+D”の実現を目指しています。
- 余力(ゆとりの力):作業自動化や効率化により生まれる余裕の力
与力(新たな力):五感の補完や、新たな機能によって得られる創意工夫の力
予力(見通す力):データ分析・解析に基づく予測、予見の力