サステナビリティ

社会(S)

活動内容

神奈川県 茅ヶ崎研究所 社員向け参加型の活動 関東

社会貢献活動担当者情報交換会

全国各地点での創意工夫が茅ヶ崎に集結

5月21日と22日の2日間にわたりJ-POWER茅ヶ崎研究所にて、社会貢献担当者情報交換会を開催しました。全国の現業機関で、社会科見学などの来客対応及び地域開放イベントに従事する方が対象のこの情報交換会は、昨年に引き続き2回目の開催となります。16地点、22名のグループ社員が参加しました。

オープニングは、自己紹介を通じて、この会に期待していることをお互いに知ることから。そしてメインの発表会では、企画段階での思い、実際に段取りをする中での苦労、また、お客様の笑顔で努力が報われたことなど、活動を通じて、学び、感じたことを参加者全員で共有。疑問点やアドバイスがあればすぐに発言し、課題や悩みも分かち合いつつ、今後の活動のヒントをつかんでいきます。事前に発表者が作成したプレゼンテーション資料も参加者の手元に配布され、書き込んだメモと一緒に貴重な情報源として持って帰ります。

東和電力所からは水力発電を説明する実験模型の紹介がありました。水が小さなダムからチューブを通って発電される様子が見事に再現され、水の流れを可視化して見せたその手作り模型の完成度の高さに、火力地点の担当者からも驚きの声が漏れました。水力地点と火力地点ではその発電方法の違いからアプローチが異なるものの、それぞれが工夫を凝らしてお客様に分かりやすく伝えようとする姿勢や、楽しんでもらいたいという思いが同じであることを確認し合いました。

茅ヶ崎研究所で、パネルや実物を使って丁寧に説明する土木技術研究室の今岡さん(写真左)

翌日22日は、社外の任意団体"サイエンスカクテル"と広報室で協働で制作した「エネルギー大臣になろう」というカードを使ったオリジナル発電所建設ゲームを実際に体験しました。4人1組のグループを国と見立てて、その国のエネルギー大臣を決めて、エネルギー政策の方向性や目標を設定。それから、さまざまな種類の発電所を選択し、建設していきます。グループ内でどんどん意見を出し合い、限られた予算や資源制約の中で、目標達成を目指します。そして突然降りかかるアクシデント......。発電所の特性や環境負荷などを平易にかつ面白く学べるツールとなっています。コミュニケーションの楽しさと大切さも実感できました。

「茅ヶ崎研究所での地域共生活動もぜひご覧になっていってください」との長坂所長代理からのご挨拶に続き、地元ケーブルテレビが制作した茅ヶ崎研究所紹介ビデオを鑑賞し、研究所の沿革、概要説明を聞いた後で、実際に設備を見学します。火力発電や土木技術など多岐にわたる研究の取り組みについても知見を深めました。

グループ内のネットワークを大事にしよう

最後に秘書広報部の藤木審議役から「いつでもコンタクトを取れる仲間を増やすというネットワーク作りもこの会の目的の一つです。ぜひ、今回のつながりを大事にしていきましょう」とのお話で、交換会は幕を閉じました。参加者からは「さっそく現場に持ち帰って取り入れます」「また来年も継続していってほしい」という声が聞かれました。各所の創意工夫とその思いまでもが手に取るように分かる有意義な情報交換会でした。

テーブルごとでもじっくり情報交換を行いました
事例発表する松浦火力発電所企画・管理Gの高島和弘さん
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