サステナビリティ

社会(S)

活動内容

J-POWERエコ×エネ体験プロジェクト

2009年8月25日から27日にかけ、奥只見発電所と周辺の豊かな自然林を舞台に、大学生を対象としたJ-POWERエコ×エネ体験ツアー2009が開催されました。

集合写真
豊かな自然の中で、笑顔がはじけます

大学生らが奥只見ダムなどを見学

地図

このツアーは、現代社会に必要な「エコ」(自然)と「エネ」(エネルギー)のつながりについて理解を深めることを目的に、平成19年から毎年開催されています。J-POWER グループ社員家族向け、小学生親子向け、学生向けの3種類のメニューがあります。

今回のツアーには、学生・院生16名が参加してくれました。初日は11時にJR浦佐駅に集合。緑の学園に移動し、午後から奥只見発電所の見学です。天端(ダム堤体の最上部)からエレベーターで堤体内に入り、地下発電所、維持流量発電機、搬入口などを見学しました。薄暗く、ひんやりとした監査廊を通り抜け、整然と設置された発電機や周辺機器を、スタッフやJPハイテック小出事業所の社員たちからの説明を聞きながら学んでいきました。その後、奥只見電力館に移動し、桜井館長からダムの概要、貯水池運用、発電状況などの説明を聞きました。

夕食では、建設時から食堂で働いてきた方の解説を聞きながら、採れたての山菜など地元ならではの料理を味わいました。食後、藤木秘書広報部長代理から、ツアーの目的、ダムの建設経緯などの説明とキープ協会の増田さんから環境教育の小講義がありました。

奥只見の豊かな自然を体感、将来にどう生かす!?

森の体験プログラムにて、青空実験教室

翌日は朝食後、船で銀山平に移動。奥只見湖上から、ダムの広大さと、それを抱く奥只見の豊かな自然を観察してもらいました。下船し、銀山平ブナ林では、ひんやりとしたブナの木にもたれかかるなど、この地ならではのプログラムを体験しました。ジェイペック若松環境研究所高倉所長代理手作りの実験キットでの森の保水力の実験です。前日の交流会で「タカクラ式魔法のバケツ」の話を聞いていた学生たちは興味津々。ブナ林の腐葉土の大切さを学び、ダムと周辺環境のつながりを実感しました。

最終日は、朝から昼までディスカッションです。昨日までの体験から何を学び、これからどう生かしていくのか。顔を赤らめて、または相手の目をじっと見て、あるいは一言ひとことを噛み締めるようして、自分の思いを表現しようとする学生たちの姿が印象に残りました。最後は、3日間の体験から感じとった各自の行動宣言を木の形をしたカードに書いて発表し合い、まとめとしました。


※今回のツアーの様子は「エコ×エネ体験プロジェクト」のホームページに詳しく掲載されています。ぜひご覧ください。/ecoene/

エコ×エネで実施された主なプログラム

【1】発電所体験
発電所の予想以上に大きな規模に興味津々
【2】森の体験
天に向かって伸びるブナの木は、力強い
【3】行動化のためのディスカッション
今回の体験から学んだことをまとめて、今後に生かすためのディスカッションをしました
Page Top
CLOSE