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洋上風況観測システム実証研究のうち、観測塔の設置完了について

平成24年7月3日
電源開発株式会社

 電源開発株式会社(取締役社長:北村雅良、以下「Jパワー」)は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)からの委託事業として、福岡県北九州市の沖合にて、平成21年8月より実施しています「洋上風況観測システム実証研究※1」(以下「観測システム」)において、平成24年6月30日に観測塔の設置を完了しました。
 今後、観測装置の設置・調整、および系統受電を経て、本年10月より洋上風況の観測に着手する予定です。

 Jパワーは、観測システムと並行して、NEDOとの共同研究である「洋上風力発電システム実証研究※2」(平成23年8月25日お知らせ済)も進めており、洋上風力発電の実用化に向けた研究に積極的に取組んでいきます。

※1 洋上風況観測システム実証研究
  平成21年8月から平成26年2月にかけて、NEDOからの委託事業として、Jパワーが独立行政法人港湾空港技術研究所、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社と共同で実施しているもので、当該海域に洋上風況観測塔を設置し、風況、波浪等の気象・海象の把握などを行う。
   
※2 洋上風力発電システム実証研究
  平成23年8月から平成25年3月にかけて、NEDOとの共同研究事業として、観測システムの実施海域において洋上風車を1基建設し、本研究で得られる着床式発電設備の設計、施工、運転保守技術の開発と実証を行うとともに、当該設備の環境調査を行う。

 

 以上

添付書類

本文(PDF:137KB)

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