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磯子火力発電所の復旧に向けた取り組み状況について

平成24年1月6日
電源開発株式会社

 平成23年11月24日(木)に発生した磯子火力発電所(所在地:神奈川県横浜市、最大出力:120万kW)の構内火災につきましては、地域の住民の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしていることを、改めて心よりお詫び申し上げます。

 これまで当社は、関係当局の調査に全面的に協力するとともに、全社横断的な体制の下、社外有識者の方々を含めた「専門家評価委員会」を設置し、火災原因の究明や再発防止策の策定に向けて取り組んでおります。【12月16日お知らせ済み

 一方で、早期復旧に向けて、これまでの専門家評価委員会のご意見(※)も踏まえ、火災発生箇所となったスクリーンクラッシャー室、石炭サイロ等を経由しない仮設の石炭受入コンベア設備を設置するなどの取り組みを、関係当局ともご相談しながら進めております。
 引き続き原因の徹底的な究明と再発防止に向けた取り組みを進めますとともに、並行して上記仮設コンベア設備を設置し、関係当局のご理解を得た後、速やかに再稼働できるよう全力を挙げて取り組んでまいります。

(※)専門家評価委員会のご意見
  12月24日に開催された同委員会では、火災事故の状況、火災発生原因、サイロ上部爆発の原因、再発防止対策、受入コンベア設備他の復旧について審議を行いました。
  同委員会の意見については以下のとおりです。
    (1) 出火場所の推定、原因究明については、さらに検証を行い、より確実なものとしていくことが重要である。
    (2) 想定している火災発生原因に対し、今回立案された設備の復旧に向けた再発防止対策には、火災発生要因の除去、早期発見、消火機能の増強など、火災のリスクを合理的に最小化できる対策が盛り込まれているものと考えられる。

以上

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