プレスリリース

2024年

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地域マイクログリッドの運用に係るコンソーシアム基本協定書を締結しました
~長期停電時の電力供給と太陽光発電の最大活用による脱炭素化推進~

2024年11月19日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等)は、鈴与商事株式会社(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:伊藤 正彦)、静岡県(県知事:鈴木 康友)、静岡市(市長:難波 喬司)、中部電力パワーグリッド株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 社長執行役員:清水 隆一)、鈴与電力株式会社(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:大野 裕之)と2024年11月11日付にて、「地域マイクログリッドの運用に係るコンソーシアム基本協定書」を締結しました。

本協定は、経済産業省補助事業「令和6年度 再生可能エネルギー導入拡大に向けた分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金(配電事業等の参入を見据えた地域独立系統の構築支援事業)」の交付決定を受けて、静岡県静岡市清水区日の出地区に地域マイクログリッド※1の構築・運用を目指すものです。

日の出地域マイクログリッドは、太陽光発電設備、大型蓄電池及びエネルギーマネジメントシステム(以下、EMS)で構成され、平常時は蓄電池を活用しながら、太陽光発電設備で発電された電力を日の出地区内の需要家に供給します。長期停電時は、本マイクログリッドを電力系統から切り離し、上記設備を活用して本マイクログリッド内の電力供給をおこないます。

Jパワーは本マイクログリッド設備の構築支援、平常時の本マイクログリッド内需給モニタリングを担当します。今後は、各社協働のもと、日の出地区に太陽光発電設備、大型蓄電池等の分散型エネルギーリソース※2を導入し、本マイクログリッドを構築・運用することで、災害等による長期停電時に電力供給することによるレジリエンスの向上を図ると共に、同地区内で太陽光発電を最大活用することによる脱炭素化を推進します。

  1. 地域マイクログリッド
    平常時は下位系統の潮流を把握し、災害等による長期停電時には一般送配電事業者等が運用する電力系統から切り離し、自立して電力を供給できるエネルギーシステム。
  2. 分散型エネルギーリソース
    需要家が所有する発電設備、電気自動車、需要設備に加え、系統に直接接続される太陽光発電、蓄電池など、中小規模で各地に分散設置される設備の総称。
図1 コンソーシアム体制図図1 コンソーシアム体制図

図2 マイクログリッド概要図図2 マイクログリッド概要図

以上

添付書類

本文(PDF:249KB)

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