2018年
プレスリリース
北本直流幹線の漏油事故(2月27日)の漏油箇所および原因について
平成30年8月7日
電源開発株式会社
当社の北本直流幹線につきましては、平成30年2月27日に油面計レベルが低下し絶縁油が漏洩していることが判明しました(同日公表済)。
その後、漏油箇所および原因につきまして調査を行ってまいりましたが、今般、調査結果が纏まりましたので、お知らせいたします。
- 漏油箇所の調査方法
遠隔操作型無人潜水機の利用およびダイバーによる目視調査を全線に亘って行いました。 - 漏油箇所の調査結果
青森県側から約11km、水深約174m付近でケーブルが損傷していることを確認し、他に損傷部分がなかったことから、当該部分を漏油箇所と判断しました。 - 漏油原因
上記2.の箇所の区間は、ケーブルが一部蛇行状に布設されており、錨などの外的要因によって、ループ状となったケーブルが強く引き絞られて損傷し、内部の絶縁油が流出したと推定しました。 - 漏油発生後の対応
- 本事故発生以降、ケーブル両端から絶縁油の回収作業を実施しております。
- 周辺監視や水質調査を継続して実施しております。なお、これまでの期間で、周辺海域の環境への影響はございません。
- 今後も上記作業・調査を継続します。また、損傷したケーブルの回収に向けた検討を進めてまいります。
この度は関係者の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしましたこと、改めてお詫び申し上げます。
以上