2017年
プレスリリース
秋葉第一発電所2号機 一括更新工事の完了・増出力運転の開始について
平成29年5月31日
電源開発株式会社
電源開発株式会社(以下、Jパワー、本社:東京都中央区、社長:渡部 肇史)は平成28年10月より秋葉第一発電所2号機に関する主要設備の一括更新工事を実施してきましたが、このたび各種試験・検査を終了し、5月30日(火)より、合計出力を45,300kWから46,250kWに増出力して運転を開始いたしました。
回転子吊り込みの様子(平成29年3月)
秋葉第一発電所(静岡県)は、昭和33年の運転開始から60年を迎えるにあたり、経年により老朽化した機器を更新し、設備信頼度の向上と合理化・省力化を目的として、水車、発電機等の主要設備の一括更新工事を行っておりました。
工事では、最新の解析・設計技術を用いて水車ランナ羽根形状を改良するなどにより、出力が950kW増加し、46,250kWとなりました。
これにより、Jパワーが保有する水力発電所の最大出力合計は8,572,219kWとなりました。
Jパワーは、秋葉第一発電所1号機についても、今年の10月から水車及び発電機などの一括更新工事により、合計出力を47,200kWに増加させる計画です。今後もCO2フリーの再生可能エネルギーである、水力発電所の一括更新による増出力運転など、積極的に推進して参ります。
【秋葉第一発電所概要】
・所在地:静岡県浜松市
・出力:46,250kW
・最大使用水量:110m3/s
・ダム:秋葉ダム(堤長273.4m、高さ89m)
・運転開始:昭和33年1月
以上