2014年
プレスリリース
大間原子力発電所の安全強化対策について
平成26年11月13日
会社名 電源開発株式会社
代表者名 代表取締役社長 北村 雅良
(コード:9513、東証第一部)
問合せ先 秘書広報部広報室 課長 北風 正男
(TEL.03-3546-2211)
今般、当社は大間原子力発電所の安全強化対策の内容をとりまとめましたのでお知らせ致します。
これまで、新規制基準を踏まえ、安全強化対策について設計見直しを含め検討してまいりました。
設計基準事故対策については、これまでより地震・津波への対応を強化し、今回新設された重大事故等対策については、炉心損傷の防止および格納容器の破損防止対策を行い、航空機衝突等のテロ対策として特定重大事故等対処施設を設置いたします。
(主な条件)
基準地震動 650ガル(従来450ガル)
基準津波 最高水位T.P.+6.3m(従来+4.4m)、最低水位T.P.-4.1m(従来-3.8m)
大間原子力発電所では、法施行から5年の経過措置のある特定重大事故等対処施設を含め、建設中に全ての対策を実施し、安全な発電所づくりにつなげてまいります。
今般とりまとめた安全強化対策の工事は、平成27年11月開始、平成32年12月終了を予定し、工事費は約1,300億円を予定しております。
(工事計画は、審査・許認可の期間を想定した当社の見通し)
なお、安全強化対策の概要について、本日、青森県、大間町他に説明しております。
また、本件による当期業績への影響はありません。
以上
(参考)大間原子力発電所の概要
地点 |
青森県下北郡大間町 |
設備出力 |
138.3万kW |
原子炉型式 |
改良型沸騰水型軽水炉(ABWR) |
燃料 |
濃縮ウラン及びウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料 |
運転開始時期 |
未定 |