2012年
プレスリリース
磯子火力発電所 新2号機タービンの点検状況等について
平成24年12月27日
電源開発株式会社
当社 磯子火力発電所新2号機(所在地:神奈川県横浜市、定格出力:60万kW)は、12月4日10時06分にタービンに不具合が発生し、発電を停止しました(12月4日お知らせ済み)。
その後、タービンの分解点検および各種機器の検査を実施してまいりましたが、その結果、不具合は低圧タービン動翼の一部折損に起因するものと判明しました。また、折損した動翼により他の低圧タービン動翼が破損し、さらに、タービン動翼の破片による復水器※内部の亀裂により配管等へ海水が流入したことが判明しました。
現在、タービン動翼の折損の原因究明を進めるとともに、低圧タービンの補修および海水の流入した配管等の洗浄を実施しております。今後、一日も早い復旧に取組んでまいりますが、損傷のあった低圧タービン動翼の新規製作に時間を要することから、現時点での運転再開時期は平成25年5月下旬頃を見込んでおります。
※復水器:タービンで使用した蒸気を冷却する熱交換器
以上