プレスリリース

2011年

プレスリリース

タイ国IPP事業に関わるプロジェクトファイナンス契約の締結について

平成23年11月07日
電源開発株式会社

 電源開発株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:北村雅良、以下「Jパワー」)のタイ国現地事業会社Gulf JP NS社(Jパワーの出資比率90%、以下「GNS社」)は、11月4日に、タイ国ノンセン地点におけるIPP事業(発電事業)に対する総額約1,184百万米ドル相当のプロジェクトファイナンスベースの融資契約(以下「融資契約」)を国際協力銀行(JBIC)、アジア開発銀行(ADB)、みずほコーポレート銀行、カシコン銀行、サイアムコマーシャル銀行と締結しました。

 本IPP事業は、平成19年に実施されたタイ国電力開発計画に基づく入札において落札したIPPプロジェクトであり(平成19年12月10日お知らせ済)、タイ国サラブリ県ノンセン郡において160万kWのガス火力発電所を建設し、運転開始後は25年間にわたりタイ電力公社に電力を販売する計画です。GNS社は、タイ電力公社との間で電力販売契約(PPA)を締結し、平成26年の運転開始に向け準備工事等を進めてまいりましたが、今般の融資契約締結を受け、今年中に本格工事に着手する予定です。

 現在、Jパワーは、タイ国において9件277万kW(持分出力102万kW)の発電プロジェクトを営業運転中です。

 また、新規プロジェクトとして、ノンセン地点でのIPP事業のほか、1件のIPP事業(ウタイ地点)、7件のSPP事業の開発を進めております(9件合計で398万kW)。ウタイ地点については平成27年の運転開始を目指し、平成24年の着工に向けた準備を進めており、7件のSPPについては平成25年の運転開始を目指し、建設工事を実施しております。

以上

添付書類

本文(PDF 82KB)

【別紙−1】ノンセン地点位置図(PDF 161KB)

【別紙−2】タイ国における開発中のプロジェクトについて(PDF 90KB)

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