安全設計の基本的な考え方

原子炉(軽水炉)の自己制御性

原子炉(軽水炉)の自己制御性

原子力発電所は、何らかの原因で原子炉の出力が上昇すると、燃料の温度が上がり、燃料のドップラー効果及び減速材の密度効果(ボイド効果)により、自然に出力の上昇を抑制しようとする原子炉(軽水炉)の安全性(自己制御性)を有しています。

フルMOX炉心の場合、減速材の密度効果(ボイド効果)が大きめであることから、この安全性が高くなります。

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