大間原子力発電所建設計画の概要

大間原子力開発の経緯

電力の安定供給と資源の有効利用をめざすために、J-POWERは、会社設立間もない1954年から原子力の調査・研究に着手。1960年代より新型転換炉(ATR)原型炉“ふげん”の開発プロジェクトに協力するなど、原子力の安全・安定利用に向けた取り組みを進めてきました。

大間原子力発電所は、1976年に計画に着手して以来、地域の皆さまや関係の皆さまのご理解、ご協力を得て、2008年5月、建設工事を開始。現在、安全確保を最優先に、環境保全に十分配慮しながら、信頼される原子力発電所となるべく、各種作業を推進しています。

主要経緯(年表)

1976年4月 大間町商工会が同町議会に対し原子力発電所設置に係る環境調査の実施を請願
1982年8月 原子力委員会は当社を実施主体とする新型転換炉(ATR)実証炉計画を決定
1984年12月 大間町議会が原子力発電所誘致を決議
1985年6月 当社、計画(ATR)を取り纏め、漁協はじめ地元関係者に協力申入れ
1995年8月 原子力委員会は、ATR実証炉計画の中止と代替計画としてのフルMOX−ABWRを建設する方針を決定
1998年9月 環境影響調査書を通商産業省に提出
1998年12月 第一次公開ヒアリング開催(通商産業省主催)
1999年8月 第141回電源開発調整審議会にて電源開発基本計画に組み入れ了承
1999年9月 原子炉設置許可申請(発電所配置計画見直しにより2004年3月に取り下げ)
2000年2月 準備工事に着手
2004年3月 原子炉設置許可申請
2005年6月 経済産業大臣から原子力安全委員会及び原子力委員会へ諮問
2005年10月 第二次公開ヒアリング開催(原子力安全委員会主催)
2008年4月 原子力安全委員会及び原子力委員会から経済産業大臣に答申
2008年4月 原子炉設置許可
2008年5月 着工
2011年3月 東日本大震災に伴い、本体建設工事休止
2012年10月 本体建設工事再開
2014年12月 原子炉設置変更許可申請
2020年9月 原子炉施設保安規定認可

原子力発電の必要性については「もっと知りたい原子力」をご覧ください

もっと知りたい原子力

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