プレスリリース
松浦地点におけるCO2分離回収・液化・一時貯蔵・出荷設備の FEED(基本設計)を実施します
CCS事業の実現に向けた取組みを加速
電源開発株式会社
九州電力株式会社
電源開発株式会社(以下「Jパワー」)及び九州電力株式会社(以下「九州電力」)は、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(以下「JOGMEC」)の「2026年度先進的CCS(Carbon dioxide Capture and Storage:二酸化炭素回収・貯留)事業船舶輸送案件に係る分離回収・液化・一時貯蔵・出荷設備の設計作業等」に関する公募において、「松浦クラスター」として委託先候補に選定※1され、その後、JOGMECとの契約を締結し、業務を受託しました。
- 2026年6月24日付 プレスリリース「JOGMEC「先進的CCS事業」に関する設計業務の委託先候補に選定されました」
両社は、それぞれが長崎県松浦市に所有する石炭火力発電所において、CO2の分離回収・液化・一時貯蔵・出荷設備のFEED(Front End Engineering Design:基本設計)を共同で実施します。
FEEDの実施にあたっては、三菱重工業株式会社、千代田化工建設株式会社、ジェイパワー・エンテック株式会社及び三菱電機株式会社をはじめとする関係各社の協力のもと、2030年代初頭の事業化を目指して検討を進めてまいります。
今回実施するFEEDは、これまでのF/S(Feasibility Study:実現可能性調査)の結果を踏まえ、将来の事業化判断に必要となる設備仕様やレイアウト等の詳細検討を行うものです。また、CO2の分離回収・液化・一時貯蔵・出荷設備を両社で共用することにより、設備の合理化や運用の効率化を図り、効率的かつ経済的なCCS事業の実現を目指します。
Jパワーは、J-POWER"BLUE MISSION2050"で掲げるカーボンニュートラルの実現に向け、CCSをはじめとした様々な手段を通じて、電力安定供給に貢献しながら石炭火力の低・脱炭素化に挑戦してまいります。
九州電力は、「九電グループ経営ビジョン2035」において、電力の安定供給を前提としながら電源の低・脱炭素化を進めることとしており、カーボンマイナスに向けてCCSをはじめとした取組みを加速してまいります。
両社は、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献できるよう、協調して取り組んでまいります。
FEEDを実施する対象地点
| Jパワー | 九州電力 | |
|---|---|---|
| 所在地 | 長崎県松浦市志佐町(しさまち)白浜免(しらはまめん) | |
| 設備 | 松浦火力発電所2号機 | 松浦発電所2号機 |
| 出力 | 100万kW | 100万kW |
| 燃料 | 石炭 | 石炭 |
| 運転開始 | 1997年7月 | 2019年12月 |
| 液化CO2 想定出荷量 |
100万トン/年 | 100万トン/年 |
FEEDを実施するCCS設備の概要
以上