サステナビリティ

社会(S)

活動内容

長崎県 松島火力発電所 九州・沖縄 地域共生活動等

「ドクターヘリ」ヘリポート除草活動

2010年1月17日、日曜日の早朝8時という時間にもかかわらず、J-POWER松島火力発電所が建つ、長崎県西海市大瀬戸町松島の吉原グラウンドには100名ほどの人が集まっていました。

除草活動に参加した皆さん。島民の方約80名、発電所員の方約20名が集まった

早朝からの除草活動を実施

吉原グラウンドは、松島に発着するドクターヘリのヘリポートとして、島民の方々の要請を受け、平成19年よりJ-POWERが無償で提供しているものです。松島は離島のため、ドクターヘリが発着するということで島民の方々の安全と安心に貢献でき、発電所に勤務する所員にとっても、緊急時に対応できるメリットがあります。そこでヘリポートの環境保全のため、夏と冬の2回、こうして島民の方々と発電所員が一緒に、協働という形でグラウンドの除草活動を行っています。

素晴らしいチームワークでグラウンドの除草を行う

この日は太陽が出ていたとはいえかなり冷え込みました(前の週には長崎でも雪が積もったそうです)。そんな寒さの中でも、島民の方々は自分たちの鎌やくま手、ガソリン駆動の草刈り機を持って一斉に除草を始めます。発電所員も負けじと、グラウンドに広がり黙々と除草を行っていました。まず草刈り機を持った方が一斉に草むらに入り草を薙いでいきます。その後で鎌を持った方が根元を刈り、くま手を持った方、軍手をはめた方が草を集め、雑草の山を作る、といった手順でスムーズに作業が進んでいきました。

こうした息の合った流れ作業によって、始まって30分も経つと、グラウンドのあちこちに刈り終わった草を摘んだ山が出来上がりました。夏ほど雑草の勢いが無いとはいえ、島民の方々と発電所員の素晴らしいチームワークによってグラウンドはどんどん奇麗になっていきました。作業に余裕が出てきたのか、島民の方と発電所員が笑顔で談笑する姿も見られました。

午前9時。皆さんの力で作業開始から1時間ほどでグラウンドは奇麗になりました。参加された発電所員の皆さんからは「いつも良くしてくれる地元の方への恩返しのつもりです」「こういった活動を通して、地元の方とのつながりを強めていきたい」といった声が聞かれました。

午前8時
除草前の吉原グラウンド
午前9時
除草後。
一時間でここまで奇麗に
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