サステナビリティ

社会(S)

活動内容

東京都 JPビジネスサービス本店 社員向け参加型の活動 関東

わずかな時間で気軽に社会貢献「切手カウントボランティア」

HFWスタッフ(写真右)の方がやさしくサポート

グループ会社では初めての実施

机に置かれた切手の山。これを金額やサイズごとに整理する
整理した切手を用紙へ貼り付ける
1枚につき30分ほどで完成

7月26日。業務が終了したジェイペック本店の会議室で、「切手カウントボランティア」活動が実施されました。

この活動は特定非営利法人「ハンガー・フリー・ワールド(以下:HFW)」に協力する形で、3年ほど前からJ-POWER本店にて、2月から6月までの間、月に一度実施しています。参加者はJ-POWER社員の他、グループ会社からも多くあります。その参加者の一人であるジェイペック環境事業部の四元さんの働きかけで、初めてグループ会社での実施となりました。

作業内容は、切手をA3の要旨に貼り付けることです。HFWには、全国から寄付として未使用の切手が送られてきます。これらの切手は未使用はがきを切手に交換する際の手数料や、HFWに送られてくる郵便物(寄付)の送料などに使われます。

どちらの場合でも、郵便局員の方が計算しやすいように金額ごとにそろえておく必要があるのですが、HFWに送られてくる切手はかなりの量になるため、スタッフの方だけでは人手が足りません。そこでHFWでは、ボランティアの方に作業をお願いしています。

協力しながら進める作業

今回はグループ会社から23名が集まりました。そのうち、初めて参加された方が7名おり、当日飛び入りで参加された方もいました。

参加者は4つのグループに分かれ、早速作業開始です。まず、机の上に置かれた切手を、金額や種類、サイズに合わせて仕分けをします。それから用紙に切手をシート状にきれいに貼っていきます。この作業の目的は「計算しやすくすること」。そのため、まずは同じ種類の切手を集めて貼っていきます。用紙の片面に切手を貼り終えたら、貼ってある切手の金額とその枚数、合計金額を記入して作業は終了。再び、新しい用紙に切手を貼っていきます。

同じ種類の切手が途中で無くなってしまった場合は、同じ金額の切手を探して貼っていきます。そして同じ金額の切手も無くなってしまった場合はサイズが同じくらいの切手、という形で作業を進めていきます。「どこかに80円切手ありませんか?」「こちらにありますよ」と、周りの人にも声を掛け、参加者同士で協力しながら次々と「切手シート」が完成していきました。

楽しみながら社会貢献活動に参加

作業の合間には参加者同士での談笑もあり、和気あいあいとした雰囲気の中、約2時間のカウントボランティア活動は終了しました。全員で貼った切手の総額は19万4074円。参加者の皆さんの顔には、充実した表情が浮かんでいました。

非常に好評だったジェイペックでのカウントボランティア活動。早くも年内に第2回の実施を考えているとのことでした。この活動は誰でも楽しみながらできる社会貢献活動です。次回は皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ハンガー・フリー・ワールド(HFW)について

HFWは、アメリカにあるNGO(非政府組織)の日本支部として誕生した後、2000年に独立し、特定非営利法人として活動を開始しました。「飢餓のない世界を創ろう」をモットーに、アジアやアフリカなどの貧困国で活動を行っている他、現在は切手回収を他団体と共催し、間接的に東日本大震災にて被災された方々への支援も行っています。
HFWでは今回紹介している切手の他、書き損じはがきやテレホンカードなどの寄付も募っており、これらについてもやはり種類・金額ごとに仕分け、しかるべき手順を踏んで換金し、活動の一助とさせていただいているということです。こちらのカウントボランティアも募集していますので、興味のある方はHFWホームページをご覧ください。

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