プレスリリース

2024年

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末沢発電所(水力)が営業運転を開始しました
~運転開始から60年を経過した水力発電所のリパワリング工事を完了~

2024年11月19日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等)は、2023年4月19日より実施していた末沢発電所(新潟県魚沼市)のリパワリング工事(水車・発電機等主要設備の一括更新工事)を完了し、本日より営業運転を開始しました。

末沢発電所は、1958年の運転開始から60年以上が経過し、機器の高経年化が進展していたことから、水車や発電機などの主要設備を一括で更新するリパワリング工事を行ってきました。
今回のリパワリング工事では、自社開発による新型水車ランナの導入※1と、最大使用水量の増加により、発電出力を1,500kWから2,200kWへと700kW増加させました。
また、本リパワリング工事では、2023年10月より衛星通信ブロードバンド「Starlink Business」を導入※2し、携帯電話の電波の届かない作業現場にて高速・大容量ネットワークを構築し、効率的に工事を進めました。

これまでJパワーは8つの発電所においてリパワリング工事を実施しており、末沢発電所は6番目に工事に着手した取り組みとなります。Jパワーグループは、これまでの全国各地における水力発電所開発・運営の経験と実績を踏まえ、J-POWER"BLUE MISSION 2050"で掲げたカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギー事業の拡大に向けて取り組んでいきます。

末沢発電所(全景)末沢発電所(全景)

2号機新型水車ランナ吊り込み2号機新型水車ランナ吊り込み


  1. 2021年9月16日公表:自社開発の新型水車を導入します ~国内電力初となるユーザー設計の実現~
  2. 2023年10月26日公表:電力の安定供給に向け、衛星通信ブロードバンド「Starlink Business」を利用し山間部における高速・大容量通信の実証試験を開始~山間部の水力発電所へのStarlink導入~
  1. 末沢発電所概要
  2. 所在地 新潟県魚沼市
    出力 2,200kW(1号機と2号機の合計出力)
    最大使用水量 8.6m3/s
    ダム 平石取水ダム(堤長38.5m、高さ11.0m)
    運転開始 1958年2月
  3. 位置図
  4. 位置図

以上

添付書類

本文(PDF:364KB)

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