2012年
プレスリリース
中国・賀州発電所 1号機の運転開始について
平成24年8月17日
電源開発株式会社
<賀州発電所(右が1号機、左が2号機)> |
電源開発株式会社(本社:東京都中央区、社長:北村雅良、以下「Jパワー」)、三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)、株式会社日本政策投資銀行(本社:東京都千代田区、社長:橋本徹、以下「DBJ」)、および華潤電力控股有限公司(本社:香港、以下「華潤電力」)が出資する事業会社 華潤電力(賀州)有限公司(本社:中国、以下「賀州会社」)が建設しておりました賀州発電所(石炭火力 100万kW×2基)におきまして、昨日、1号機(100万kW)の営業運転を開始しましたのでお知らせいたします。
なお2号機(100万kW)は、本年11月の運転開始に向け順調に工事を実施しております。
本事業は、中国広西チワン族自治区賀州市で、同自治区初の超々臨界(USC)石炭火力発電所を新設するIPP事業です。USC発電所は従来型発電所に比べ熱効率が高く、二酸化炭素の排出量が抑制されるものであり、本事業は経済発展著しい中国華南地域における電力の安定供給に貢献するとともに、省エネルギー・環境改善に寄与する案件です。
Jパワー、三井物産及びDBJは、華潤電力と2010年8月に本事業の共同推進に合意し、日系3社として、本事業の投資会社「JM Energy」経由で本事業に出資しております。
(平成23年12月21日お知らせ済、別紙2<スキーム図>参照)
今回の賀州発電所1号機運転開始により、Jパワーが出資する営業運転中の海外IPPプロジェクトは30件・出力合計約1,650万kW(持分出力約385万kW)となりました。今後は同2号機に加え、タイ(9件・398万kW)、インドネシア(1件・200万kW)の開発案件を着実に推進してまいります。
以上