お知らせ
水力発電所見学で"見えない発電の仕組み"が体験できるARコンテンツを導入
発電設備の内部構造や発電の仕組みを、ARで楽しく学べる見学体験を実現
電源開発株式会社
電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:加藤 英彰)と、ゲーミフィケーション※1事業を展開する株式会社セガ エックスディー(以下「セガXD」、本社:東京都新宿区、代表取締役 社長執行役員CEO:伊藤 真人)は、発電所見学において発電の仕組みをより分かりやすく学べるAR(拡張現実)コンテンツ『発電所スケスケAR』の本格的な活用を開始しました。
2026年8月よりJパワーの船明(ふなぎら)発電所(静岡県浜松市)、秋葉第二発電所(静岡県浜松市)で実施する発電所見学会等において活用し、来場者の理解促進と体験価値の向上を図ってきました。今後は、Jパワーの御母衣(みぼろ)発電所(岐阜県白川村)、長野発電所(福井県大野市)においても活用を目指しています。
- 「ゲーミフィケーション」とは:ゲームのメカニズムを非ゲームの分野に応用することで、ユーザーのモチベーションを高め、その行動に影響を及ぼすこと
背景・狙い
Jパワーでは、地域の皆さまや次世代を担う子どもたちにエネルギーや発電の仕組みへの理解を深めていただくため、全国にある多くの水力発電所で見学活動を実施しています。
一方、水車発電機の内部構造や水車の動き、電気が生まれる仕組みを実際に見ることは難しく、見学者にとって理解しづらいという課題がありました。
そこでセガXDが得意とするゲーミフィケーションを活用した"ついやりたくなる"ような設計とJパワーが持つ発電事業に関する知見を融合し、発電の仕組みを楽しみながら学べるコンテンツ『発電所スケスケAR』を開発しました。これは、AR技術を活用してタブレット画面に映るARアニメーションを実際の設備に重ねて表示することにより"見えない発電の仕組み"を可視化でき、見学者が「見る」だけでなく「体験する」ことで、発電所への理解や関心をより深められることを目指しています。
現場での活用と今後の展開
本コンテンツは、船明発電所、御母衣発電所、長野発電所の関係者が見学者の視点を踏まえながら現場での検証を重ねてきました。本格導入に先立ち、船明発電所で小学生に体験してもらったところ、「楽しい」「もっといろいろな発電所に行ってみたい」といった声が寄せられ、発電設備やエネルギーへの興味・理解の向上につながる効果が確認されました。
JパワーとセガXDは今後、本コンテンツを発電所見学や校外学習などで活用し、地域の皆さまや子どもたちのエネルギー・インフラへの理解促進に取り組んでいきます。また、見学体験のさらなる充実を図るため、コンテンツの拡充や活用場所の拡大についても検討していきます。
『発電所スケスケAR』について
『発電所スケスケAR』は、タブレット等でQRコードを読み込むだけで起動し、発電機に端末を向けるだけでARコンテンツを体験できます。
水車発電機の内部を"透かして"見る体験や、水量・出力を疑似的にコントロールする体験を通して、通常は設備の外観を見て説明を受けることが中心だった発電所見学を、ワクワクしながら主体的に学べる見学体験へと再設計しました。
- 設備内部を"透かして見る"体験
- 設備を"コントロールする"体験
- 子どもから大人までわかりやすい設計
水車発電機に端末を向けると、水車が回転する様子や発電機で電気が生まれるプロセスがARアニメーションで可視化されます。実際の設備と重ね合わせて見ることで、発電の仕組みを直感的に理解できます。
画面操作(例:連打・スワイプ)で水量や出力を疑似的にコントロールすることで、見るだけでなく、自らの操作が「発電」や「街の明かり」につながるストーリーを通じて、主体的に学べる設計としています。
イラストと3Dアニメーション、要点を押さえた説明テキストを統合しています。年齢を問わず幅広い来場者が理解しやすいデザインとなっています。
Jパワー 会社概要
| 社名 | 電源開発株式会社 |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長 社長執行役員 加藤 英彰 |
| 所在地 | 東京都中央区銀座六丁目15番1号 |
| 設立年月日 | 1952年9月16日 |
| 事業概要 | 電気事業 |
セガXD 会社概要
| 社名 | 株式会社セガ エックスディー |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役 社長執行役員CEO 伊藤 真人 |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー 20階 |
| 設立年月日 | 2016年8月1日 |
| 事業概要 | エクスペリエンスデザイン事業 マーケティングプラットフォーム事業 |
以上