大間原子力発電所原子炉設置許可申請書の提出について
当社は、大間原子力発電所計画について、これまで配置計画の変更に伴い必要となる地質調査・設計等を進めてまいりました。今般、準備が整いましたので、本日、改めて経済産業大臣宛に原子炉設置許可申請書を提出しました。
大間原子力発電所主要諸元の多くは従来の計画と同様としていますが、原子炉施設の位置を変更することなどを考慮して、これまでの設置許可申請を取り下げ、改めて申請し、一時保留中の安全審査を再開していただくことにしたものです。
大間原子力発電所につきましては、これまでの調査・設計等の結果、配置計画の変更後においても、原子炉建屋を設置する岩盤は十分な強度を有していること、周辺公衆が受ける放射線量は法令等に定められた基準を十分満足していることなどから、従来の計画と同様、安全性を確保できる計画となっています。また、申請に当たっては、最新の知見等も取り込んだものとしています。
当社は、今後、本計画の着実な実現に向けて最大限の努力をしてまいります。
【大間計画の概要】
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所在地 |
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青森県下北郡大間町大字大間及び大字奥戸 |
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電気出力 |
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138.3万kW |
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原子炉型式 |
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改良型沸騰水型軽水炉(ABWR) |
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燃料 |
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低濃縮ウラン燃料、ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料 |
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工程 |
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着 工 平成18年8月(予定)
運転開始 平成24年3月(予定) |
【当初申請からの主な変更内容】
配置計画の変更は、主要諸元は従来と同様とし、既取得敷地範囲内において原子炉建屋の中心を南側に約200m移動したものであり、当初の申請から、発電所の配置、工事計画、原子炉建屋の設置地盤、周辺公衆が受ける放射線量等が変更となっています。
【主要経緯】
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平成11年8月 |
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第141回電源開発調整審議会にて大間原子力発電所計画を平成11年度電源開発基本計画に組み入れることが決定 |
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平成11年9月 |
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通商産業省(当時)に設置許可申請書を提出 |
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平成13年10月 |
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原子力安全・保安院に審査手続きの一時保留願いを提出 |
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平成15年8月 |
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配置計画の変更を公表し、経済産業省に供給計画変更を届出 |
お問合せ先
東京 |
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本店 総務部 広報室 辻村 (電話 03-3546-2211[代表]) |
青森 |
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大間原子力建設準備事務所 広報グループ 笹木 (電話 0175-37-2125) |
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