プレスリリース

2023年

プレスリリース

令和5年度「先進的CCS事業の実施に係る調査」の受託について

2023年8月25日
電源開発株式会社
ENEOS株式会社
JX石油開発株式会社

電源開発株式会社(代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等、以下「Jパワー」)、ENEOS株式会社(代表取締役社長 社長執行役員:齊藤 猛、以下「ENEOS」)およびJX石油開発株式会社(代表取締役社長 社長執行役員:中原 俊也、以下「JX」)は、3社共同で、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(理事長:髙原 一郎、以下「JOGMEC」)と令和5年度「先進的CCS※1事業の実施に係る調査」(以下「本調査」)の受託に係る契約を締結しましたので、お知らせいたします。

本調査は、2030年度またはそれ以前のCO2貯留開始を想定した先進的CCS事業の実施に係る調査として、CO2分離回収・輸送・貯留に関する設計作業および貯留層評価等を行うもので、2023年6月に3社共同で提案した案件が候補として選定※2、※3され、本日、契約締結に至ったものです。

3社は、西日本地域でJパワーの火力発電所、ENEOSの製油所から排出されるCO2を分離回収・輸送・貯留するCCS事業を2030年度までに開始することを目指し、検討を進めております。分離回収・輸送については、Jパワー、ENEOSが主体となり検討を実施し、貯留については、JXおよび再委託先の西日本カーボン貯留調査株式会社(2023年1月26日お知らせ済み※4、以下「西日本カーボン貯留調査」)が主体となり検討を行うことで、2030年度までに実装可能なCCSバリューチェーン※5の構築に努めてまいります。本調査を通して国内で初めての大規模なCCSバリューチェーンを2030年度までに実装開始することで、エネルギーの安定供給を果たしつつ、わが国の温室効果ガス排出削減目標の達成への貢献を目指します(2022年5月10日お知らせ済み※6)。

【本調査の取り組み体制】
【本調査の取り組み体制】

  1. Carbon dioxide Capture and Storage(CO2の回収・貯留)の略
  2. 2023年6月13日公表「令和5年度「先進的CCS事業の実施に係る調査」の候補案件への選定について」
  3. 2023年6月13日 JOGMECプレスリリース「国内初のCCS事業化の取り組み ~2030年度までのCO2貯留開始に向け、調査7案件を候補として選定~」
  4. 2023年1月26日公表「国内CCS貯留事業調査に向けた合弁会社設立の決定について ~国内初の本格的なCCS実装に向けて~」
  5. CO2の分離・回収、輸送、圧入・貯留からなるバリューチェーン
  6. 2022年5月10日公表「エネルギー供給のカーボンニュートラルに向けた共同取り組みについて」

以上

添付書類

本文(PDF:179KB)

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