「熊本市下水汚泥固形燃料化事業」の開始について
〜低温炭化燃料製造技術を用いた下水汚泥燃料化リサイクル事業〜

平成23年03月24日
電源開発株式会社



 電源開発株式会社(社長:北村雅良、以下「Jパワー」)は、九州電力株式会社(社長:眞部利應)、月島機械株式会社(社長:山田和彦)、月島テクノメンテサービス株式会社(社長:服部博光)、バイオコールプラントサービス株式会社(社長:内野裕次郎)と共同で、「熊本市下水汚泥固形燃料化事業(添付1)」(以下「本事業」)について、本日熊本市との間で基本契約を締結いたしました。

  本事業は、下水汚泥の低温炭化燃料製造技術(添付2)を用い、施設の設計・施工・維持管理・運営・燃料化物販売・石炭火力での混焼利用まで一貫体制で実施する、下水汚泥燃料化リサイクル事業です。

 
  燃料化施設外観図
 本事業は、熊本市上下水道局が南部浄化センター(熊本市元三町四丁目1番1号)においてバイオマス資源である下水汚泥から燃料化物を製造し、石炭の代替燃料として有価で供給する事業で、燃料化施設の設計・施工・維持管理運営・燃料化物買取りを一括して民間事業者に委託するDBO(Design:設計、Build:施工、Operate:運営)方式が採用されています。

 これによって、長期安定的な事業運営を展開し、下水汚泥の資源化を促進すると共に、温室効果ガスの削減による地球温暖化防止に貢献することを目的としています。

  本年3月9日、高度技術提案型総合評価一般競争入札方式により本事業の落札者に決定され、本日、熊本市との間で基本契約の締結に至っております。
 今後は、平成25年3月までに施設を設計・施工し、平成25年4月より平成45年3月までの20年間にわたり同施設の維持管理・運営及び燃料化物の買取りを行い、燃料化物はJパワー並びに九州電力の石炭火力発電所において石炭と混焼利用する計画です。

 Jパワーは、これからも地球温暖化防止対策に積極的に取組んで行きます。



以上


【添付書類】



Page Top
CLOSE