プレスリリース

2018年

プレスリリース

秋葉第一発電所1号機 一括更新工事の完了・増出力運転の開始について

平成30年5月25日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下、Jパワー、本社:東京都中央区、社長:渡部 肇史)は平成29年10月より秋葉第一発電所1号機に関する主要設備の一括更新工事を実施してきましたが、このたび各種試験・検査を終了し、5月24日より、合計出力を46,250kWから47,200kWに増出力して運転を開始いたしました。

回転子吊り込みの様子(平成30年2月)回転子吊り込みの様子(平成30年2月)

秋葉第一発電所(静岡県)は、昭和33年の運転開始から61年を迎えるにあたり、経年により老朽化した機器を更新し、設備信頼度の向上と合理化・省力化を目的として、水車、発電機等の主要設備の一括更新工事を行っておりました。
工事では、最新の解析・設計技術を用いて水車ランナ羽根形状を改良するなどにより、出力が950kW増加し、47,200kWとなりました。

これにより、平成27年10月から進めて参りました秋葉第二発電所及び同第一発電所の主要設備の一括更新が全て終了し、Jパワーが保有する水力発電所の最大出力合計は8,573,169kWとなりました。
今後もCO2フリーの再生可能エネルギーである、水力発電所の一括更新による増出力運転など、積極的に推進して参ります。

【秋葉第一発電所概要】
・所在地:静岡県浜松市
・出力:47,200kW
・最大使用水量:110m3/s
・ダム:秋葉ダム(堤長 273.4m、高さ89m)
・運転開始:昭和33年1月

【秋葉第二発電所・同第一発電所の主要設備一括更新の概要】

発電所名 工期 出力(kW)
工事前(a) 工事後(b) 増(b-a)
秋葉第二 H27.10~H28.5 34,900 35,300 400
秋葉第一・2号 H28.10~H29.5 45,300 46,250 950
秋葉第一・1号 H29.10~H30.5 46,250 47,200 950

以上

添付書類

本文(PDF:129KB)

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