プレスリリース

2011年

プレスリリース

秋田県湯沢市山葵沢・秋ノ宮地域での地熱発電所新設計画に係る環境影響評価手続きの開始について

平成23年11月07日
電源開発株式会社
三菱マテリアル株式会社
三菱ガス化学株式会社

電源開発株式会社、三菱マテリアル株式会社及び三菱ガス化学株式会社の共同出資により平成22年4月に設立しました湯沢地熱株式会社(平成22年4月12日お知らせ済)は、秋田県湯沢市山葵沢・秋ノ宮地域にて地熱開発調査を行なってまいりましたが、今般その成果を踏まえた地熱発電所新設計画を策定し、本日、環境影響評価法及び電気事業法に基づき、「山葵沢地熱発電所(仮称)設置計画 環境影響評価方法書」を経済産業大臣に届出るとともに、秋田県知事及び湯沢市長へ送付しましたので、お知らせいたします。

1.これまでの経緯

 

 湯沢地熱株式会社は、電源開発株式会社と三菱マテリアル株式会社が行ってきました山葵沢・秋ノ宮地域の調査を引き継ぎ、地熱資源の追加調査・評価、地形測量、開発工程の検討等を実施してきました。

 再生可能エネルギー、中でも地熱発電は天候に左右されず安定的な電力を供給できるものであり、わが国におけるCO2排出量の抑制と電力の安定供給のためにその導入拡大への期待が高まってきております。

 これら社会的背景やこれまでの調査・検討を踏まえ、今般、山葵沢・秋ノ宮地域を開発対象とした地熱発電所新設計画を策定し、その開発に向けて環境影響評価法及び電気事業法に基づく手続きを進めることといたしました。

2.地熱発電所計画の概要

位置図
名称 : 山葵沢地熱発電所(仮称)
事業主体 : 湯沢地熱株式会社
資本金 : 389百万円
出資比率 : 電源開発(株) 50%
三菱マテリアル(株) 30%
三菱ガス化学(株) 20%
発電出力 : 42,000kW級
計画地点 : 秋田県湯沢市高松字高松沢及び役内字役内山国有林内
工事開始 : 2015年(平成27年)予定
運転開始 : 2020年(平成32年)予定

3.今後の予定

 今後は、環境影響評価法に基づいた環境影響評価方法書の縦覧や自主開催する方法書説明会を通じ、地域の皆様等から環境の保全の見地からのご意見をお聞きすることとしています。

 その後、環境影響の調査・予測・評価を行い、その結果を準備書として縦覧し、評価書として取りまとめ、地熱発電所新設計画を進めてまいりたいと考えております。

以上

添付書類

本文(PDF 120KB)

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