ツアー概要
- 日程:2026年9月8日(火)~9月10日(木)
- 参加者数:学生25名
- 場所:奥只見発電所・ダム、ネイチャーカレッジ緑の学園など(新潟県魚沼市)
大学生向け 水力編@奥只見ツアー レポート


浦佐駅についた参加者はスタッフに迎えられ、バスに乗り込みます。J-POWERの山本氏(キャンプネーム:てるさん)による開会挨拶の後、 山梨県北杜市清里で自然体験プログラムや環境教育に取り組んでいるキープ協会の山下氏(キャンプネーム:みかんちゃん)の進行でツアーが始まります。スタッフ紹介や奥只見に関するクイズによって盛り上がりながら、バスは銀山平に向かいました。
なお、ツアー中はキャンプネームでお互いを呼び合います。

銀山平で開高めしを味わいながら簡単な自己紹介を行った後、遊覧船に乗ってダム湖を横断、奥只見ダムへ向かいました。船内では高倉環境研究所の高倉氏(キャンプネーム:ドクター)とキープ協会の関根氏(キャンプネーム:ラビット)による一発ギャグ大会が始まり、参加者もその“洗礼”を受けることに。あいにくの雨模様でしたが、笑いの絶えないひとときとなり、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。そうして遊覧船は、目的地の奥只見ダムに到着しました。
ドクターの号令のもと、しっかりと服装点検を行い、いよいよ見学へ出発!J-POWERグループの現地社員によるガイドの案内で、まずは発電所内部へ向かいます。利用したエレベーターは、下へ行くほど階数の数字が大きくなる珍しい表示で、地下11階まで一気に降下。エレベーターを降りるとひんやりとした空気が広がり、気温は約10℃。ダム内部は一年を通じてほぼこの温度に保たれているそうです。
発電機などの設備を見学しながら進み、堤体を真下から見上げることができる搬入口へ。ダムの上にいる人へ手を振ると、その姿がとても小さく見え、ダムの大きさを実感しました。その後は再び堤頂部へ戻り、新潟県と福島県の県境を確認したり、ダム堤体に風がぶつかって吹き上がる迫力ある風を体感したりと、奥只見ダムならではの見学を楽しみました。








奥只見電力館では、奥只見ダム建設の歴史や当時の苦労について学べる映像を鑑賞しました。壮大なダムがどのようにして造られたのかを知り、参加者もそのスケールの大きさに驚いた様子でした。
映像鑑賞のあとは、ドクターによる水力発電実験の時間です。水の力で発電する仕組みを、身近な道具を使った分かりやすい実験で学びました。実際に目で見て体験することで、水力発電の仕組みへの理解を深めることができました。もちろん、フレミングの法則ダンスも踊りました。



宿泊先である「緑の学園」に到着し、お待ちかねの夕食タイムです。緑の学園の食事は地元の食材にこだわっており、参加者からも大好評。ご飯にはもちろん魚沼産コシヒカリが使われており、おいしい料理に箸が進みます。
お腹を満たした後は、改めて参加者同士の自己紹介の時間。1日を共に過ごしたことで緊張もほぐれ、それぞれの興味や大学で学んでいること、ツアーに参加した理由などについて語り合いました。少しずつお互いのことを知り、これから始まる共同生活や交流への期待が高まる時間となりました。



1日の締めくくりは、J-POWERの多比良氏(キャンプネーム:しげさん)による講義です。地域との共生や環境保全、生物多様性など、一見すると難しく感じられるテーマでしたが、奥只見での具体的な事例を交えながら分かりやすく説明していただきました。参加者は熱心にメモを取りながら耳を傾け、エネルギーを取り巻くさまざまな課題について理解を深めていました。
講義の最後には、これからの社会を担う世代へのメッセージも送られました。参加者一人ひとりがエネルギーや環境の問題を自分ごととして考え、どのような行動ができるのかを見つめ直すきっかけとなる時間となりました。


自由参加の交流会では、まだまだ元気な参加者たちが集まり、学生生活や将来の夢、ツアーで印象に残ったことなど、さまざまな話題で交流を深めました。参加者同士はもちろん、スタッフとの会話も弾み、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。
中でも人気を集めていたのが、ドクターを囲んで行われた「ドクター相談室」です。進路や研究、将来の働き方などについて気軽に相談する姿が見られ、予定時間を過ぎても話が途切れないほどの盛況ぶりでした。
こうして学年や専攻、地域を超えた新たなつながりが生まれ、学生編ならではの交流の輪が広がりました。盛りだくさんの1日目はこれにて終了。明日に備えてゆっくり休みます。お疲れさまでした!

