大学生向け 水力編@奥只見ツアー レポート

エコ×エネ体験ツアー 水力編@高専・奥只見大学生ツアー 2017年ツアーレポート

▼ ツアーレポート
2017年ツアーレポート

J-POWER 広報室の あさちーです!
9月4日から6日で実施した、エコ×エネ体験ツアー水力編@奥只見大学生ツアーの様子についてご報告いたします。

  • ■ツアー概要
  • 日程:平成29年9月4日(月)~9月6日(水)2泊3日
  • 参加者数:31人、学生29人、プログラムアドバイザー1人、取材1人
ツアーコンダクター

水力編@奥只見高専・大学生ツアー1日目

1日目AM
10:00

JR越後湯沢駅集合 ~奥清津へバスで移動~

今年は奥只見発電所の点検工事の関係で、例年と異なる行程のツアーになりました。スタッフも打合せを重ね、万全の態勢で皆さんをお迎えします!どんな学生さんに会えるかな?越後湯沢で皆をお出迎え。何度やってもこの最初のお迎えはドキドキします。

改札前で首を長くして待っています!

エコ×エネツアーへようこそ!

こちらは受付前の布陣。他にもまだまだスタッフがいます。

今回は、北海道から徳島、宮崎まで高専・大学から29人の学生さんに参加いただきました。学校もほぼカブリなし…!専攻も出身も本当にバラバラ!どんな2泊3日になるか楽しみですね!
バスに乗り込んで旅はスタート。奥清津発電所(OKKY)へと向かう道中は、キープ協会のますやんの進行で、ちょっとしたアクティビティもあります。

まだまだ緊張の面持ち

「後だしじゃんけん」で、
ますやんを勝たせてあげてください!

「OKKY」の文字が見えてきました。
トンネルを抜けたら到着です。

1日目AM
10:50

奥清津到着~アイスブレイク~昼食

奥清津発電所に降り立った一行。まだまだ初対面でぎこちない雰囲気なので、見学をする前にもう少しだけお互いのことを知るために「デートゲーム」を行います。プロフィールを紙に書いて、2人1組で「デート」を繰り返して、自己紹介をしていきます。

皆ドクターについて来てね~

プロフィールを書いて、お互い紹介しあいます。

同じ出身地、
趣味などが見つかると盛り上がります!

お昼を食べながら班の中でも自己紹介。

作家の開高健さんが発案したと言われる、
開高飯。

腹ごしらえが終わったら、いよいよ発電所見学に出発~!

1日目PM
12:10

発電所の体験プログラム ~五感を使って発電所を探検~

見学に出発する前にもう1つ。水力発電の仕組みについて予習です。普段から電気や機械について勉強している学生もいれば、なかなか縁の無い人も様々な参加者がいるエコエネ。発電の仕組みの基礎を実験で学びます。

発電機の中に入っているのは何でしょう?
皆、理科の授業を思い出して!

奥清津発電所のキャラクター、
「オッキー」がお出迎えです!

まずは広いスペース。水色の物体は一体?
実はこの下で発電が行われているのです。

発電所内では、実際に奥清津発電所で勤務している
Jパワーグループ社員がご案内。

見学の後は実験でおさらいします。さっき見た巨大な軸は、模型だとこんなに細い‥。あらためてスケールの大きさに驚きます。

今回は発電機は稼働していませんでした…残念。というのも、電気はたくさんは貯められないので、必要な分だけ電気を届けるために発電量を調整しているからです。水力発電は止めたり動かしたりしやすいのが特徴なのです。

発電所を見た後は、不思議なトンネルへ。

見学の後は電気について、ちょっとだけ詳しいお話。奥清津発電所は「揚水発電」という種類で、電気を「貯める」働きをしています。揚水発電の使われ方を震災前後で比べながら、水力発電のみならず日本全体の「電源構成」について少し勉強しました。

お土産のオッキーマスコット。

最後に二居ダムを見学。

エメラルドグリーンのダム湖と、岩や石を積み重ねてできたロックフィルダムを間近で見学しました。先ほど学んだ「揚水発電」では、発電に使う水を貯める「上池(うわいけ)」と、発電に使った水を貯めておく「下池(したいけ)」で成り立っています。目の前に見える二居ダムの湖は下池とのこと…じゃあ、上池はどこだ?

山の上を見上げると…見えました!上池から水を送る鉄管!

これにて奥清津発電所の見学は終了。
お疲れ様でした!

1日目PM
14:30

奥只見へ移動~夕食

奥清津をあとにした一行は、奥只見へと向かいます。高速に乗ってしばらくすると、魚沼市の「浦佐」に入りました。色づき始めた水田が早くも秋の訪れを感じさせます。

これ全部コシヒカリなのかしら?

さあ「身近な秘境・奥只見」までもう少し!山の中に入っていきましょう。バスは長いトンネルの中へと入っていきます。…ダム建設のためにつくられた「シルバーライン」と呼ばれる道を通り、奥只見へ向かっていきます。

約1時間、トンネルが続きます!
トンネルの中では「伝説の奥只見クイズ!」

奥只見の地理や歴史など、予習をしていきます。これでバッチリ!

宿泊先である奥只見観光㈱「緑の学園」にチェックインしたら、お待ちかねの夕食です。朝から色々活動してお腹を空かせた皆さんに、地元食材をふんだんに使ったご飯でお腹を満たしてもらいました。

コシヒカリもお代わり自由です!いただきます。

料理長さんからレシピ紹介。

1日目PM
19:00

お互いを知る時間・交流会

夕食後は、参加者とスタッフ、皆がお互いのことをもっとよく知るために、全体で自己紹介を行います。せっかくみんなの話を聞けるのに、ご飯の食べ過ぎで眠くなってはもったいない・・・ということで気分転換が必要。そんな時は、ドクターの出番!でんでん虫を考えると地球が見えてくる!という壮大な手遊び歌を実施します。

チーム・でんでん虫がお送りします。
皆も一緒に!「でん・でん・でん♪」

改めまして自己紹介スタート。スタッフも含め、皆が一人ずつ前に立って話します。学校で学んでいることも本当にさまざま。そんな研究あるのか!あとで詳しく聞いてみたいなあ、と興味を持っていきます。

この後は少し大人の時間。キャップから電力業界をとりまく全体像について聞いた後、プログラムアドバイザーの李妍焱(リ・ヤンヤン)教授のお話を聞きました。国や世代、それから企業・大学など色んな枠を越えて繋がる「x(エックス)」の存在となりたい、などヤンヤンさんのトークに引き込まれていきました。

自身の名前にちなみ、「火花」を起こす存在になりたい!

最後は交流会。お菓子を囲んで自由に話します。どんなことに興味があるの?趣味は?進路は?将来は?同世代で話したり、大人スタッフも一緒に入ったり。話は弾みました。

皆さんすっかり打ち解けました。

水力編@奥只見ツアー1日目 PHOTO GALLERY

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